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母ちゃんと白い服

こんにちは母ちゃんです。

母ちゃんは白い服が大好き。自分が着るのも大好きだけど、子供に白い服を着せるのも大好きなわけ。でもさ、子供って汚す。ケチャップもソースも醤油も絵の具も泥もやってくれる。子供の服を白いまま着せるのはそれ相応の親の覚悟ってもんがいる。

私は片付けとかものを捨てたりするのが苦手だ。まあ頑張っているけど元来片付けの素質がない。仕分けとか上手くできないわけ。めんどくさくなって『なんでも箱』だらけになっちゃうんだよね。だからあまり物を買わないようにして対策してる。私は、没落した元金持ちで着道楽な親戚がくれる30年とか40年前の服をいつまでも着ている。ただニカ(息子)の物って年齢と共にサイズアウトしたり使わなくなるから、ニカの不用品をどう処分するかが目下の課題。上手くできない。困っちゃうんだよねえ。

片付けは極めて苦手な母ちゃんではあるけれど、一方で意外にも服のお手入れが大好きだという一面をもつ。自分でできる範囲の補修は嬉々としてやる。そして醤油やケチャップの染み抜きが特に大好きなのだ、ムフフ。もう染み抜きが好きすぎて、ひとたび家の中でシミのついた服を見つけると、処理をせずには気になって眠ることもできない。たとえご飯の途中だって、メシよりシミなのである。しかもつけ込んだシミが取れているか、たらいの中をチェックするのもものすごく楽しいのである。シミが薄くなっているのをみたら、「ぬおおおおお〜う💕」なのだ。鳥肌ものである。

染み抜きは対応が早ければ早いほど落としやすい。なので、ニカは家でシミを付けると即服を脱がされる。ニカはそういうもんだと思っているから、何かこぼすと自分からさっさと脱いでくれるようになった。シミはついた直後ならお湯でさっと洗うだけで8割くらいは落ちてくれる。そのあとウタマロ石鹸と酸素系漂白剤で揉み洗いしてお湯につけこんでおけば完璧である。1日から2日経ってしまったシミでも同じ作業でつけ込み時間を長くすれば結構落ちる。ちなみに、皮脂汚れは重曹と食器用洗剤の抱き合わせが最高で、夫のワイシャツなんかの襟汚れは、洗濯機に放り込む前にこれで皮脂を一網打尽である。
難しいのは空手の道着なの。あれって普通に洗っても少しづつ黄ばんでくるのよ。黄ばんだ道着ってすっごくすっごく嫌なんだ。もう黄ばんだ道着で稽古してる人を見ると落ち着かない。即脱がせたくなる。黄ばみ取りしたくてソワソワするし、頭を掻きむしりたくなる。変態である。
まず道着というのは洗濯洗剤を使ってはいけない。外に干すのもだめ。どちらも黄ばみの原因になる。水洗いして部屋干しか乾燥機で乾かす。部屋干しの場合は除湿機や乾燥室などの利用を推奨。襟元と袖や裾の厚手の部分がなっかなか乾かないから。それでもどうしても黄ばむ。だから月に一回くらい重曹と酸素系漂白剤を溶かしたお湯に丸一日つける。まあこれも完璧ではないから日々研究中なのだけど、やらないよりはいいかなってところである。

ムキになってシミと向き合ってしつこいシミを抹殺し、白い服を白いまま着られるのがめちゃくちゃ快感である。白い服にシミがついたら、それはもう白い服じゃないのよ。白い服よ、ありのままの君が好き!なのである。別の色に染まらないでっ!!

そんな私がいまだ全く勝てないシミがある。墨汁だ。あいつは難敵である。ドライヤーを使っても、塩素系漂白剤を使っても、歯ブラシてトントンしてもどうにも太刀打ちできない。プロでもなかなか落とすのが大変な敵らしい。でも私は諦めない!いつか墨汁にも勝ってみせると鼻息荒くシミ抜きの練習に勤しむのであった。

おわり

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