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大阪関西万博🔴🔵EXPO2025【公開質問状】②

8月23日、公益社団法人2025年日本国際博覧会報道課に公開質問状を送った。
質問内容は4つ、回答期限は2週間後の9月6日月曜日とした。

【1】万博協会報道課へ電話質問するきっかけとなった雷に対する内容を
※詳しくは《大阪関西万博🔴🔵EXPO2025 【公開質問状】①》に記載

【2】学校によって回答が違っていた万博ボランティアによる単位取得の質問
【3】ある学校関係者から不安の声を聞いてその内容に驚いた子ども無料招待事業の下見の件
【4】最後に公益社団法人であるにも関わらず、万博協会報道課がフリーランスの記者の質問に答えないと言う異常な状態についての質問

結局、報道課からの回答はなく万博協会コンタクトセンターから連絡が来た。
質問内容と共にいただいた回答の内容をここに公開します。

【公開質問状1】
昨年12月に出された防災基本計画の13ページに「落雷による被害」の欄に【会場内では大屋根リング上や静けさの森等の樹木がある場所は他と比べて落雷の可能性が高い】と書かれています。大屋根リングは避雷針が設置、リングそのものへの被害は想定されていない。しかし、スピーカーや照明が破損する被害、樹木は火災が発生する危険性、【リング上や樹木等のそばに人がいると人体へ雷が飛び移る危険性が想定される】とも書かれています。
25ページの落雷の箇所には、【大屋根リングや静けさの森からの早めの退避】と書かれています。
・大屋根リングの「上」が危険であって、大屋根リングの「下」は危険ではないのか?
・大屋根リングの下もスピーカーの破損や人体へ雷が飛び移る危険性があるのか?
・静けさの森からの早めの退避とは、避雷設備のほか、木にも落雷の可能性があると言う認識だからなのか?
つまり、大屋根リングの下は屋内の認識であり、落雷時の安全な避難場所になりうるのかどうか、リングの下はその他の被害はないと言うことなのでしょうか。

【回答内容】
(・大屋根リングの「上」が危険であって、大屋根リングの「下」は危険でないのか?)
(・大屋根リングの下もスピーカーの破損や人体へ雷が飛び移る危険性があるのか?)
大屋根リングは建築基準法に基づき建築物を保護するために全周に受雷部となる水平導体を設置しています。水平導体は引下げ導体を経由して地中の接地極と接続しているため、水平導体で雷を受け引下げ動線を通して安全に地中に雷電流を流すことができます。このような設備を設置することにより、リングの下では一般的に建築物内にいると同様で、側撃雷などによる機器破損や感電リスクはないものと考えられます。
(・静けさの森からの早めの撤退とは、避雷設備のほか、木にも落雷の可能性があると言う認識だからなのか?)
一般的に、木の下は、木への落雷による側撃雷の危険性が高いと言われています。このため、雷雲の接近が見込まれる場合には、静けさの森からの早めの撤退を呼び掛ける予定です。

9月17日 万博協会からのメール

万博協会の回答にある、《一般的に、木の下は、木への落雷による側撃雷の危険性が高いと言われています。このため、雷雲の接近が見込まれる場合には、静けさの森からの早めの撤退を呼び掛ける予定です。》は書いてある通り、一般的な考えだ。ところが、8月1日に万博会場デザインプロデューサーの藤本壮介氏は7/30の投稿に引用する形でXでこう呟いている。

Sou Fujimoto 藤本荘介氏 2024年8月1日17時01分 X投稿

※藤本氏が7/30に投稿したポストの内容は《大阪関西万博🔴🔵EXPO2025 【公開質問状】①》に記載

続いて、

【公開質問状2】
大学生のボランティアのことを聞かせてください。ある大学の理事長に話を聞くと、ボランティアをして単位をあげることは無いといい、他の大学の講師の話では「単位をあげる先生もいる」と聞いています。去年、2023年8月23日の朝日新聞にも単位をあげるというような記事が書かれてありました。・ボランティアで単位がもらえるということはあるのでしょうか?

【回答内容】
大学における単位認定は各大学の判断により実施されるものと認識しております。各大学の単位認定の内容等について、博覧会協会では把握しておりません。

9月17日万博協会からのメール

把握してないはあり得るのだろうか?2023年8月23日の朝日新聞の記事の見出しには《万博協会と大学団体が協定 ボランティア・イベント参加が単位にも?》と書かれてある。大阪市の特別顧問である橋爪紳也氏が研究推進機構の教授を務める大阪公立大はボランティア・イベント参加に単位が取得できることになったのだろうか?
ぼくは、能登など被災されて生活が大変な場所へのボランティアが優先されるべきであると考えている。国が率先して進めることは不可能なのだろうか?能登は、何度も続く地震に加え、今年9月21日に奥能登豪雨総雨量498ミリもの大雨(2014年広島市豪雨災害総雨量430ミリ)が降り、大変な被害があった。被害の数字の奥には、人々の生活がある。

【公開質問状3】
子ども無料招待事業の件です。
学校関係者から先生方の下見は万博が開催されてから、入場料は学校が払わないといけない、下見をした結果行かないの判断となった場合、学校単位でチケットを買わないといけないという情報が入ってきています。これは事実なのでしょうか?もし、事実でないとするならば、どの部分が事実とは違うのかと合わせて正確な情報を教えてください。

【回答内容】
まず、下見実施後に学校団体自体の予約を取り消された場合、取り消すタイミングよっては学校単位でのチケット購入ではなく、実際に下見をされた実数についてご請求お願いする内容です。
ここでいう下見は万博来場決定後、学校団体の場合であれば来場される子供たちの為に先生方の事前の会場内確認として、3名迄無料で可能とするものです。
学校行事で万博に来場することを決定する為の下見とは趣旨が異なりますのでご了承ください。

9月17日万博協会からのメール

この回答には驚いた。まず、学校団体の下見の人数が3名まで無料とはケチすぎる。先生方は、それぞれ受け持つ子どもたちの特徴を把握し(例えば、トイレの近い子や、乗り物に酔いやすい子が休憩できる場所、障害や怪我を抱えた子どもなど)、トイレの場所や休憩所、もしもの時などを想定し下見をする。大阪市内のマンモス校であれば、一学年だけで5クラスある。さらには、下見の結果で行かないと判断した場合、下見をした先生たちのチケット代は払ってくださいとは何事だ。よっぽどチケットが売れていないのだろう。そして、子「供」と書いている時点で、子どもに対する人権意識の低さがうかがえる。

【公開質問状4】
日本国際博覧会協会報道課は、法人のみ質問に答えフリーランスの記者は質問に答えない体制をとっている理由について教えてください。

【回答内容】
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会広報部は、法人の報道機関への報道対応ならびに記者クラブ加盟の報道機関への報道対応を業務としております。
先般電話にて申した通り、個人のお客様に関するご相談ならびに対応窓口対応は、「大阪・関西万博総合コンタクトセンター」となります。

9月6日 万博協会からのメール

記者クラブ制度が悪いとは思っていない。しかし、この制度を言い訳に厳しい質問をするフリーランスを締め出す口実に使っているだけではないか。今年5月に出された報道の自由度ランキングはG7最下位の70位(調査対象180カ国)、これを恥とも思わずに国際博覧会を名乗り、公益社団法人としているのだ。誰の何のための万博なのかを考え直して欲しいものだ。


公益社団法人2025日本国際博覧会協会「いのち輝く未来社会のデザイン」
大阪・関西万博は、情報を正しく公開し、市民の不安な声を蔑みデマと一掃することなく、インターナショナルとしてフリーの記者を排除せず、大阪・関西万博の開催に向けて市民が安心安全に参加できるようお願い申し上げます。
最後に、多くが市民が納めたお金であることを忘れてはならない。

2024年8月23日、日本国際博覧会報道課へ送った公開質問状-2枚(モザイク部分は個人情報のため保護)


※9月6日期限となる最終日に質問【4】の回答が書かれたメールが届き、【1・2・3】の質問の回答は9月17日(火)に回答するとの連絡があったため、メールの下部の日にちが異なっている。


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