チェーンソーのバーを短く加工する
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裏山の竹林がとんでもない状態で、地主さんに言って整備させてもらうことにした。
こんな感じに積み上げて行儀よくしてやれば借景が楽しめそう。

ところが愛用のMcCulloch(マッカーラ)のバーが20インチもあって、この混雑した竹林の中では身動きが不自由。
それぞれのソー本体に合うバーが長短二本ずつあったから、それぞれの長い方はそのままにとっておき、短めの方を一本ずつ短く加工することにした。


上の画像のは9インチ、下の画像は7.5インチ。
ずいぶん取り回しが楽になった。
加工手順は:
1:バーを切断砥石で切って、中央部分を取り去る。

2:両端を焼きなまして、V字にカットを入れておく。
バーのガイドレールにはソー・オイルが詰まっていたりするから、焼いて取り除いておく。
焼きなましておかないと、TIG溶接でヒビが入ってしまう。
3:両端を定盤の上で固定して、TIG溶接。
切り取った中央部は、接合部のガイドレールに挿入して、溶接が終端までできるように保護材として利用する。


溶接出来たら、まだ熱いうちに焼き戻しする。
台所の最近のガステーブルは温度調節が付いているから、「天ぷらの温度」の180度に合わせて、軽くあぶる。
ガステーブルの自動調節がONになると火が弱くなってくれるから、それをタイミングに遠火にして少しずつ温度を下げる。
100度くらいになったところで、準備しておいた湯に入れる。
4:グラインダーで平らに研削。
「危ないから避けていること」:
竹や木の切断中に、このバーが挟まれないように注意をはらっている。
挟まれたときに無理やりこじると、溶接面が弱ければ見えないヒビが入る危険性あり。
これを参考に試作してみるときは、自己責任で。

三百坪くらいも整備したら、ヤマザクラや、ムクノキが出てきた。
補足:上の画像のソーについているソー・チェーンは「Raker(レイカー)」をノーマル高さより下げて、竹切り用に調整している。
このレイカー・サイズを参考にして木を切ると、食い込みが大きすぎて、場合によっては危険なので、注意。
「Raker(レイカー)」とは、ソー・チェーンの刃の直前にある「食い込み量」を調整する突起のこと。これをデプス・ゲージと言ったりもするが、デプス・ゲージの名称は、レイカーの高さをチェックする測定具にも用いたりするから、わたくしはレイカーとデプス・ゲージとを区別して表記することにしている。
