見出し画像

#08 「心が大事」は綺麗事か? 僕らが提唱する「やり方」と「あり方」の新しい視点

深夜のデスクと、分厚いマニュアルの向こう側

深夜2時。 またしても、この時間だ。 デスクの上のライトだけが、世界で唯一の光源のように僕の手元を照らしている。
目の前には、社会保険労務士試験のテキスト。そして、昼間の仕事で使う業務マニュアルのコピー。

僕は、独学で社労士を目指す受験生、マッスー。
5回目の挑戦。
「諦めが悪い」と言われればそれまでだが、僕にはどうしても見たい景色がある。

でも、ふとペンが止まる瞬間がある。
条文を暗記し、過去問を解き、マニュアル通りに業務をこなす日々。
「僕がやっていることは、ただの『作業』なんじゃないか?」
「この膨大な『やり方』を詰め込んだ先に、本当に『僕である意味』はあるんだろうか?」

世の中には「あり方(Being)」と「やり方(Doing)」という言葉がある。 ビジネス書や自己啓発セミナーでは、決まってこう言われる。

「やり方(テクニック)よりも、あり方(マインド)が大事だ」
「心が伴っていなければ、どんなスキルも無意味だ」

分かっている。痛いほど分かっている。
心が大事。愛が大事。感謝が大事。
そんなことは、幼稚園の頃から教わってきた。

でも、あえて言わせてほしい。
「じゃあ、その『素晴らしい心』とやらは、どうやって手に入れるんですか?」と。

座禅を組めば手に入るのか? 滝に打たれれば磨かれるのか?
僕たちは、明日も会社に行き、理不尽なクレーム処理をし、面倒な事務作業をこなさなきゃいけない。
そんな泥臭い現実の中で、「あり方を整えましょう」なんて言葉は、あまりにも美しすぎて、掴みどころがない雲のように思えることがある。

僕が兄貴分であるKazooさんと語り合う番組『CircleCircle』。 その第8回で、僕たちはこの永遠のテーマに挑んだ。
そして、対話の果てに、僕は一つの「逆説的な真実」にたどり着いた。

「あり方が大事だからこそ、僕たちは『やり方』を極めなければならない」

今日は、この言葉の意味を、僕たちの対話と、僕自身の葛藤を通して紐解いていきたい。 これは、単なる精神論ではない。 不器用な僕たちが、現実世界で「本物」になるための、血と汗の滲むロードマップだ。



ここから先は

4,879字
この記事のみ ¥ 500
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

個と個、個と組織など自己成長と人間関係を中心とした 考え方を提唱する。

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

YouTubeに出演してくれる社労士受験生や合格者を募集しています。 出演可能な方はご連絡ください。 遠方にお住まいの方はZOOMでの出演も受付ております。