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型を使ったのに読まれない。その理由、知っていますか?

型通りに書いているのに、なぜか読まれない。
投稿しても反応がない。
フォロワーは増えない。

「何が悪いんだろう」と思いながら、また型を探す。


そんな経験、ありませんか?
今日は、その「なぜ」をいっしょに確かめてみたいと思います。


まず、こんな投稿文を読んでみてください。

よく「お手本」として紹介される、自己開示型の投稿です。


副業を始めて、3年が経ちました。
最初の1年は、月5,000円も稼げなくて。何をやっても空回りして、正直やめようと思ったこともあります。

でも、あるとき「発信の順番」を変えただけで、少しずつ状況が変わってきました。
今では月に10万円前後を、無理なく継続できています。

この経験を、同じように悩んでいる人に伝えられたら。そう思って、発信を始めることにしました。

ただ、どんな形で届けるのがいいのか、まだ迷っています。講座がいいのか、コミュニティがいいのか。
あなただったら、どんな形で受け取りたいですか?


読めましたか?
おそらく、すんなり読めたと思います。
では、次を読んでみてください。同じテーマ、同じ型で書いた投稿です。


副業を始めて、3年になります。
最初はぜんぜん稼げなくて、月5,000円もいかない時期が続きました。なので、何度もやめようと思いました。
なので、いろいろ試しました。なので、少しずつわかってきたことがあります。

今は月10万円くらいは稼げるようになってきました。なので、この経験を伝えていきたいと思っています。

なので、発信を始めることにしました。でも、どんな形がいいか悩んでいます。講座がいいのか、コミュニティがいいのか。困ったなあ。
みなさんはどう思いますか?


こちらは、どうでしたか?
すんなり読めた方は、おそらく私のことをある程度信頼してくれている人だと思います。
実はこの文章、わざと読みにくく書いています。


「なので」の正体

「なので」を連発すると読みにくい、というのは多くの人が感覚的に知っています。でも「なぜ読みにくいのか」まで説明できる人は、意外と少ないですよね。

実は「なので」は、接続詞ではありません。
断定の助動詞「だ」の連体形(な)に、原因・理由を表す接続助詞「ので」がついた言葉です。

意味は「だから」「そのため」「〜であるから」。
本来は前の文を受けて、その根拠や理由をつなぐための言葉です。

つまり「なので」は、前文ありきの言葉
ところが、根拠が書き手の頭の中にしかない状態で「なので」を文頭に置くと、読み手は「何がなので?」と無意識に問い返すことになります。

その宙ぶらりんのまま、次の「なので」が来る。また、わからない。その上さらに「なので」が来る。

それが積み重なって、「なんか読みにくい」という感覚になる。

気持ち悪さの正体は、根拠が書き手の頭の中にある状態のまま、見えない前提と接続だけが連続していることにあります。


型は、器でしかない。

「自己開示→共感→問いかけ」の型は、たしかに機能します。
でもそれは、一文一文がちゃんと立っていることが前提の話です。

型を覚える前に、もう一歩手前の話がある。言葉を丁寧に扱う習慣、とでも言えばいいでしょうか。

試しに、自分の過去の投稿を読み返してみてください。
「なので」が2回以上連続していたら、そこで一度立ち止まる価値があります。接続詞を消しても意味が通じるなら、消したほうがほぼ確実に読みやすくなります。

同じ内容でも、読まれ方は変わります。


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書いたのはこんな人

6月末までには「検索されるnote」のkindle本出したい!!

渡邉こみつの自己紹介カード。SEOライター8年目で、noteの伸びしろ診断や戦略、カジュアルな相談などのサービスを展開中。
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