見出し画像

AIに聞く時代に書いて残す意味はあるのか?LLMと生きる新しいライティングの話

「書く仕事はAIに取られるかもしれない」
「Google検索ってもう使われてないんじゃない?」
「SEO、もう意味ないって聞いた」

そんな声があちこちから聞こえてきます。
書き手として不安になったり、戸惑ったりすることもあるかもしれません。

正直、私もすべて理解しているわけじゃありません。
でも、「だからこそ書き残しておいたほうがいい」と思うのです。

この記事では、検索がどう変わりつつあるのか、そしてAI時代に選ばれる文章を書くにはどうすればいいのか、私なりの視点で整理してみました。

SEOに対する考え方が大きく変わってきた今、書き手としてどう向き合えばいいのかを考えるヒントになればうれしいです。



🔶検索のかたちが変わっても検索される理由

生成AIの普及によって、「もう検索なんてしないよね」という声を見かけるようになりました。

確かに、何かを調べるときに検索窓にキーワードを入れてググる時代は終わりつつあるのかもしれません。

その代わり、ChatGPTやGeminiなどのAIを使って「聞く」人は多いのではないでしょうか?私もそうです。

でもそれは「検索のスタイルが変わっただけ」であり、 「検索という行動そのものが消えた」わけではない気がしています。

検索バーに単語を入力するか、会話形式で聞くかの違いです。

実は、ChatGPT(正確には検索モードであるSearchGPT)やGeminiも私たちの問いに答えるために、 すでに学習した過去の情報から導き出したり、現在の情報をリアルタイムで検索して回答を生成してくれています。
AIも、回答を探すために検索しているんです。

つまり、検索するのが人間からAIに変わっただけ

AIは私たちの代わりに調べてくれる執事のような存在で、何もないところから自動的に回答を作るわけではありません。

AIが参考にするのは、過去にWeb上で公開されたサイトや記事、書籍など人間が書き残したものです。

だからこそ、私たちは「AIに参考にされる文章」を書かなければいけない。
そして検索窓に入力されなくても、 検索は続いているし、私たちは常にその最前線に立っているということです。


🔶AIに参考にされる文章ってどんなもの?

AI(LLM)は、圧倒的なデータ処理能力で公式情報・商品情報・統計などの一次情報を整理し、誰にでもわかるように構成して届けてくれます。

反対に、体験・経験・感情・思想など、個人にしか持てない情報は苦手です。

私たち書き手が注力すべきは、 AIには書けない「唯一無二の人間視点」を言語化すること。
体験談や考え方、感情はAIには書けない貴重な一次情報なのです。

この個人が持つ一次情報はそれぞれが唯一無二であるため、誰かと被ってしまうことがありませんし、AIからすれば宝の山のようなもの。

要するに、人間とAIのそれぞれが得意なことを武器に変えて、役割分担をする時代になってきているというわけです。

公式情報や商品情報などの整理はAIに任せ、それを使った感想や意外な発見、実際に感じたことは人間が書いていく。
人間×AIで作業効率を上げながら、質の高い記事を書き、AIに見つけてもらって読者に届けてもらう。

これがLLM(大規模言語モデル)対策が必須と言われる理由です。

では、どうやってAIは検索しているのでしょうか?
自由にインターネット上を探索しているように見えるかもしれませんが、実はAIも私たち人間と同じように検索しているんですよ


🔶AIはどこから答えを引き出しているの?

多くの人が利用している「ChatGPT」と「Gemini」はどうやって情報を探してるのでしょうか。

基本的にはどちらも膨大なテキストデータとコードで事前学習をしていて、その学習内容から適切な答えを生成します。

GeminiはGoogle検索と統合されているので、Googleの検索エンジンを使って最新情報を調べて回答を生成することができます。

ChatGPTは基本的に事前に学習したことの中から回答を生成しますが、有料版であればWebで調べて回答を生成します。

つまり、AIも私たち同様に検索しているということ。

実は執筆時点では「OpenAIのSearchGPT(※①ChatGPTの検索機能)が、 最近BingからGoogle検索に切り替えたのではないか」ということが示唆されています。

ある調査によれば、 SearchGPTの表示結果は、Bing検索とは約30%しか一致しないのに対し、Google検索とは約90%も一致していたとのこと。

これは確定情報ではありませんが、 検索結果の傾向から見ても、 ChatGPTやGeminiなど、多くの生成AIがGoogleの検索結果をベースにする可能性は大いにあります。
と、いうことはAIもググっているのです。

AIが検索してくれる未来においても、Google検索に対応する記事を書くことは依然として重要である。

あれ?と思いましたか?
そうです、SEOはまだ終わっていません。
より深く、多角的なユーザーファーストが求められる時代になってきているだけなのです。


🔶こみつ式:検索人間最適化のすすめ

では、AIに見つけてもらうためには、どうすればいいのでしょうか? その答えが、私が提唱している「検索人間最適化」です。 これは、

  • 検索に使われるキーワードや構成を意識しながら

  • 読者にとってわかりやすく

  • AIにも「参考になる」と思ってもらえる

そんな記事を書くための考え方(こみつ式)です。

なぜAIに対応しなければならないのに、人間に最適化するのか。
それは、AIが人間のために検索し、人間のために回答を生成するからです。

AIは人間のために以下のようなことを考えながら答えを見つけ出し、生成します。


✅どんな構造だと読みやすいか
✅どんな文脈だと伝わるのか
✅どんな単語が使われるのか
✅どんな風に表現されるのか

例えば、情報を整理するための見出しの使い方や、読者が抱く疑問を先回りして解決する構成などが挙げられます。

そういったことをAIは学習していますから、人間のために分かりやすく丁寧に、多角的な視点を持って伝えることは、AIに選ばれるための第一条件になるはずです。

そして、それが実現できていれば、AIに拾われ、選ばれることで、やがて「この著者の情報はユーザーにとって有益だ」として指名検索される書き手へと進化していけるのではないでしょうか?

具体的な「検索人間最適化」の実践方法については、今後詳しく解説していく予定なので、ぜひフォローして待っててくださいね!
誰も挑戦できる再現可能な「こみつ式」をお届けします🐼


⇩私のnote記事は実際にAI Overviewsに選ばれています⇩



🔶おわりに:今と未来に残るライティングを

今、人々の検索行動も大きく変化しています。
「調べる」といえば、Googleだけでなく、InstagramやTikTokなどのSNSで探すという人も少なくありません。
視覚的でスピーディな情報が求められる時代に、文章の出番は減っているように思えるでしょう。

それでも私は、文章だからこそ伝えられることがあると信じています。

AIに「パンケーキの作り方動画探して」と言えば、ちゃんとパンケーキの作り方動画を見つけてくれます。

しかし、実際に作ってみようと思ったときに「失敗しやすいポイント」や「おすすめのホットケーキミックス」が知りたくなる時もあるでしょう。
そんなときにこそ、文章で残された「失敗談」や「買ってよかったホットケーキミックス」の情報が役に立つはずです。

「スフレみたいなパンケーキを焼くときのコツってあるの?ホットケーキミックスでも作れるの?」
こんな感じにね。

ChatGPTとGemini、両方に聞いてみたらちゃんとテキストで教えてくれました。
きっと、誰かがどこかに残してくれたレシピたちを参考にしているはずです。
書いてくれた人、ありがとう。週末のおやつはこれにします🥞🍴

ほらね、どんなに検索の形が変わっても、「書き残すこと」にはきっと意味があるんですよ。

インターネットが普及しても、図書館がなくならなかったように。
どんな時代にも、静かに読まれる言葉は残っていくのだと思います。 

だからこそ、あなた自身の視点で書いた言葉を、未来に向けて残してほしい。 
きっと、どこかで誰かの問いに触れ、そっと答える日が来るから。 

私もそのいつかのために、これを書きました。 少しでもあなたの役に立てたならうれしいです。


※①補足:SearchGPTとは? 
SearchGPTはChatGPT Plusユーザー限定で使える検索モードです。
Web検索機能が搭載されており、ユーザーの質問に対してリアルタイムの情報を検索し、引用付きで回答してくれる仕組みです。


⇩書いたのはこんな人⇩

それなりに結構書いています

自分で導き出した【SEOこみつ式】を実践する、Webライターの渡邉こみつです。
小手先のSEOでは生き残れない時代に、読者に「届ける・選ばれる・読まれる」を徹底。その結果、AI Overviewsや検索上位にも選ばれています。

今回ご紹介した「検索人間最適化」をさらに深掘りし、AI時代に「指名検索される書き手」になるための具体的なステップについては、別の記事で詳しくご紹介する予定です。ご興味があれば、ぜひそちらも読んでいただけるとうれしいです。


ココナラコンテンツマーケットで、Webライティングに欠かせない「基本の書」を販売中!
AI時代でも届く、読まれる、伝わる文章が書きたい方はぜひ🐼

⇩こみつ式の検索意図の捉え方は「自分の願いを通す」⇩

⇩こみつ式は検索意図からキーワードを作ります⇩

⇩検索意図とキーワードが明確になったらこみつ式構成で届く記事に⇩



いいなと思ったら応援しよう!

渡邉こみつ🐼SEOライター8年目 もしよろしければ、応援していただけると嬉しいです!いただいたチップは、今後の記事作成やライター活動を続けるための大切な資金として使わせていただきます。あなたの応援がもっと素敵なコンテンツを生み出す力になりますので、どうぞよろしくお願いいたします!