よくある修正ポイント⑩同じ説明を繰り返してしまう
「見つかる・届く・伝わる」文章をつくるために、私が現場で実際に直してきたよくある修正ポイントをシリーズで解説します。
読みやすさ・わかりやすさ・信頼感を整えることで、読者が最後まで読み、行動し、そして広まっていく文章になりますよ🐼
自己紹介

SEOライターの渡邉こみつです🐼
元キュレーションサイトのディレクターとして、ライターさんと伴走しながら記事の企画・構成・公開まで担当してきました。
今は「見つかる・届く・伝わる」をベースに、信頼され、読者が行動し、そして広まっていく文章づくりの考え方を発信しています。
🔶同じ説明を繰り返してしまう
まずはこの文章を読んでみてください🐼⇩
○○菓子店は江戸時代から続く老舗の和菓子屋で、お土産の定番として人気があります。
創業1645年でその歴史は400年と長く、長い間多くの人に愛されています。
…なんだか不自然に感じませんか?
実はこの文章、「長く続いている」「人気がある」という同じ意味を、言葉を変えて繰り返しているんです。
書いている本人は気づきにくいのですが、読む側からすると「結局さっきと同じことを言ってる」と冗長に感じてしまいます。
🔶なぜ繰り返しが起きるのか
✅強調のつもりで別の場所に同じ情報を書く
✅構成を決めずに書き始める(思いつきで追加して同じ意味を繰り返す)
✅詳しく説明したい
✅できるだけ多くの情報を伝えたい気持ち
繰り返してしまう原因はさまざまですが、「詳しく、たくさんの情報を伝えたい」という気持ちがベースにある場合が多いです。
意味が同じような文章が続くと、読者が疲れてしまうので意識して整えていきましょう🐼
🔸良い例(整理した文章)
江戸時代に創業した「○○菓子店」は、今年で400年を迎える和菓子屋さんで、今やお土産の定番として人気があります。
このように情報を整理して一度で伝えると、スッキリと読みやすくなります🐼
これだと一文が長いので、ふたつに分けても良いですね。
🔸読者が感じるストレス
同じような表現が続くと、「飽きる」「疲れる」「情報が薄い」を感じさせてしまい、読者のストレスになります。
✅飽きる
→「400年続く老舗」「歴史が長い」「長い間愛されている」と繰り返されて、「また同じか」と感じで飽きると感じる。
✅テンポが悪くて疲れる
→話が前に進まず、読むリズムが崩れて「最後まで読むのしんどい」と離脱される。
✅情報が薄く感じる
→新しい事実が出てこないので「内容が浅い」と思われてしまう。
詳しく伝えたいと思って書いているのに、「情報が薄い」と感じられては本末転倒。
読者が必要としている情報を優先し、その情報をふくよかにする補足をすると、短い説明でもより伝わりやすくなりますよ🐼
🔶同じ説明を繰り返さないためのチェック法
✅見出しだけで話が重複していないか確認する
→ 同じような見出しが2つある=内容がダブっている可能性大。
✅書いた後に声に出して読み返す
→時間をおいてチェックすると、違和感に気付きやすくなる
✅強調は1か所に集約する
→ 大事なことは「ここで言う」と決めて、繰り返さず一本化!
✅読者が欲しい情報を優先する
→まず「創業年」「歴史」「人気」など事実を伝え、具体例は補足に1回だけ加える。
✅似た内容は補足にまとめる
→補足情報としてH3以降に付け加える方法もアリ
✅読者の検索意図と問いに立ち返る
→「読者は何を知りたいのか?」を意識すれば、余計な繰り返しは自然と減る。
丁寧にわかりやすく書くことは大前提ですが、それが必ずしも読みやすさに直結するわけではありません。
読者が何を求めているか、どんな情報が役立つのかを選んでいくことが大切です🐼
🔶まとめ
同じ意味の説明が続くと、「単調でつまらない」という印象を与える原因になり、読者は離脱してしまいます。
重複を減らすだけで、文章のキレと説得力は大きく上がります。
大事なのは、すべてを盛り込むのではなく、伝える情報を取捨選択する勇気を持つこと。
「何を残して、何を削るか」で、文章の印象は大きく変わります。
そして、情報の取捨選択は リサーチ力や検索意図の理解 とも深く関わっています。
この部分は今後、別の記事で詳しく紹介しますね。
次回は、導入文の作り方についてお話しする予定です🐼
このシリーズは、全部で15回を想定しています。
全話公開後には、特別版のまとめも出すつもりですので、お楽しみに!

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