Googleが「SNSを紐づけられるようにしたよ」と言い出した本音は?|個人のための招待状
先日、Googleの検索セントラルブログで、ある発表がありました。
「Search Console(※)で、SNSアカウントを公式サイトに関連付けられるようになったよ」というニュースです。
表向きは、「SNSを連携させれば、あなたのサイトやブログに関心があるユーザーの発掘に役立つよ!」ということなのでしょう。
「Googleが探す手間を省きたいのかな?」
「勝手に違う人のアカウントと間違われないための機能かな?」
と、最初は思ったのですが。
よくよく考えると、もっと深い理由があるのかもと思ったんです。
これは単なる機能追加ではないのではないか、と。
「あなたは、自分の発信に責任を持って『ここにいる』と名乗る覚悟がありますか?」
そう問われている気がしてきたんです。
そこで今回は「Googleの本音」を、わたしなりに考えてみようと思います。
※GoogleSearchConsole(グーグルサーチコンソール/通称:サチコ)とは…
ウェブサイトやブログが、Google検索ランキングの中で、今どんな状況にあるかを教えてくれる無料ツールです。
「読者(検索ユーザー)がどんなキーワードであなたのサイトを見つけているか」
「サイトにエラーがないか」
などを正確に把握し、改善していくために欠かせない存在です。
書いているのはこんな人

誰でも発信できる時代だからこそ「誰が」が問われている
今、ネット上には情報が溢れています。
AIを使えば、誰でもそれっぽい文章が書けるし、誰かの成功法則を真似した「コピー」のような記事もたくさん見かけます。
正直、少し「息苦しいな」とか「なんだか似たような話ばかりだな」と感じること、ありませんか?(わたしは結構あります)
誰でも「それっぽいこと」を簡単に言えるようになった時代に、最後に残るもの。それは「誰が言っているか」です。
「どこかの誰かが書いたコピー」ではなく、「実在するこの人が、自分の体験と責任を持って語っている言葉」を、Googleは見つけ出そうとしているのではないでしょうか?
今回の機能は、そのための「本人確認」のようなものではないか?
Googleが「このサイトの運営者とこのSNSのアカウントは同じっぽいな?」と推測するのではなく、あなたの口から「これがわたしです。わたしが責任者です」と宣言してほしい。そう言われているのだと思います。
逆を言えば、「お前はまっとうなことをしていると、自ら証明できるのか?」と。「発信に一貫性があるのなら、これができるでしょう?」そう言われている気すらします。
わたしたちは「劣化コピー」ではなく「オリジナル」になれる

少し厳しい言い方になるかもしれませんが、誰かの真似をして、表面だけ整えた発信は、コピーを繰り返すうちに薄れていく「劣化コピー」になりがちです。
でも実際はみんな別々事を考えて、別の生活がある。
毎日ごはんを食べて、仕事をして、悩んで、笑って。
一人ひとり、全く違う人生を生きています。
わたしがいつも思うのは、「自分の体験こそが、一次情報(オリジナル)/My experience is the primary source.」だということです。
たとえ同じテーマについて語っていても、あなたの視点、あなたの経験を通した言葉は、世界に一つしかありません。
わたしたち読者は劣化したコピーには飽き飽きしています。
AIが作る、通り一遍の薄っぺらい言葉でも満足できません。
その物足りなさを埋めるのは、「あなただけの温度のある言葉」なんです。
だから、Googleはそれを必死に探しています。
安心できる、信頼できる、一次情報という個人の声を。
インターネット黎明期の「わくわく」を現代のリテラシーで
昔のインターネットって、もっとカオスで、でも「個」が輝いていて、なんだかワクワクしませんでしたか?(ピーヒョロロロ……って音がする時代)
「自分も何か発信できるかも!」
「誰かと繋がれるかも!」ってみんなが目を輝かせていた時代。
わたしは、今の時代があの頃に似てるように感じます。
誰でも、何でもできる可能性の塊。
ただし、あの頃のような「無法地帯」としてではなく、「厳格なリテラシー」を持った文化として。
先人の知恵(叡智)には敬意を払い、受け継ぐ。
その上で、自分の実体験というスパイスを加えて、次の誰かに手渡す。
そうすれば、インターネットはもっと面白くなるし、世界の質はもっと上がるはずです。
【余談ですが】
検索されるnote研究会の記事はいつも固定したサムネイルを使っています。
虹色の枠のあれです。
あれ、昔のインターネットのイメージですw
あの時代のわくわくが、わたしたち個人のなかにあって、それを共有しながら楽しく「検索される」を目指したいと思っています。
「わたしはここだよ」の証明
Search ConsoleでSNSを紐付ける作業は簡単に終わるはずです。
でも、その意味は深く、とても大切なものになるでしょう。
「わたしは、ここにいます」
「わたしは、自分の言葉に責任を持ちます」
そうやって自分で自分を証明する。
スーパーの「生産者の顔が見える野菜」のような。
この機能はまだ一部でしか使えませんが(わたしもまだなんです!)、自分のサイトやブログを持っている方はぜひ設定してみてくださいね。

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