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5限哲学--やる気とは--

大学時代、5限に哲学の授業を取っていた。
冬の時期で始まるときには既に真っ暗だった。

尊厳死とは何かをテーマに映画を観ながら、死を考える授業。今でもたまに思い出す。

印象に残っているのは、やる気と年齢の話。
当時恐らく50代手前くらいの教員。「35歳くらいまでは、腹の底からやってやるぞ!っていうやる気があるんですよ。」と。
20歳前後だった私は、へえと頭に入れておいた。
10年以上時が経ち、35歳へのリミットを目前とし、何が活力なのか最近分からない。

学生の頃の様な絶対に留学したい、あわよくばマルチリンガルなりたい!と思った願望や欲望はどこへ。

ある程度、成し遂げられたため、満足している。しかしながら、あの頃の熱量や残像を探し求めているようにも思える。

不安よりも勝る好奇心。やってみたいのではなく、実現させることしか頭になかった。いま思い返すと、若かったんだなと。
同時にこれが哲学の先生が、言う所の腹の底からのやる気だったのかと。

30代になり気をつけていることがある。
それはもう〇〇歳なんだからと思わないこと。

22歳から26歳でアメリカから日本に戻り
正直絶望していた。もう仕事なんてないと。
周りは順調に新卒から働き、置いていかれた気分になっていた。いまなら思う。
あなた、とても若くて、まだまだよ!と。

30代前半、こんなに確立されていなくて、良いのだろうかと思う。ただ言えるのは40代のときに30代は、きっと若い。

次の腹の底から沸き上がるやる気を求めたい。


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