唐鎌さんの寄稿レポート(3/2)『イラン情勢の悪化、原油高で日本の貿易赤字がどの程度の拡大を強いられるか?』
1.はじめに
唐鎌さんの寄稿です。今回のイラン情勢の悪化、ホルムズ海峡の実質的な封鎖による原油高等で、日本の貿易赤字がどの程度の拡大を強いられるのかについて、唐鎌さんが試算してくれました。
唐鎌さんの冷静な分析は、非常に参考になります。唐鎌さんは、本当にリスペクトできるエコノミストです。
唐鎌大輔(みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト)
慶大経卒。JETRO、日本経済研究センター、欧州委員会などを経て現職。著書に『弱い円の正体 仮面の黒字国・日本』、『「強い円」はどこへ行ったのか』、『ECB 欧州中央銀行: 組織、戦略から銀行監督まで』。所属学会:日本EU学会。
※コメントは個人的見解であり所属組織とは無関係です
2.唐鎌さんの寄稿レポート
村松さんのメンバーシップに参加の皆様、こんにちは。25年度最後の1か月が始まったところで大変な事態が起きてしまいました。外交や安全保障、そして当地の事情に関しては門外漢ゆえ、詳しい皆様の分析にお任せします。
片や、既に報じられているように、ホルムズ海峡閉鎖と原油急騰は元々大きめのリスクシナリオと指摘されていたものですから、過去の経験則を元に、今後、日本の鉱物性燃料輸入を中心として貿易赤字がどの程度の拡大を強いられ、その現状と展望を如何にイメージ作りしておくのかを議論しておきたいと思います。試算は都度更新いたしますが、現時点の状況を把握しておきたいと思います。
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