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丹生川上神社や石舞台

【過去の記録◆2022年4月4日】

 山間を龍のように飛び回り(車で)、気がつくと天河神社へ続く道にいて、帰路ではふとおもいついて石舞台に寄り、「今年ほど多くの桜をみたことはない」と何回も呟いていました。

 雨の予報が出ていたため5日に行く予定でしたが、平地は晴れていても山間は雨になることが多いので、行きたいという気持ちに従って早めたのでした。

 行き先は、「丹生川上神社上社」か「丹生川上神社下社」のどちらにするか決めていませんでした。
(昨年に2回行ったのは、龍神の瀧がある「丹生川上神社中社」です。)

 すると前夜に、「上社は全国の龍神総本山」という文章が目に入り、「それは知らなかった」と驚きました。
 前夜とはいえ夜中過ぎでしたので、当日に行き先が決まったのでした。

 上社、中社、下社は、それぞれがかなり離れていますので、三社とも巡るには1日で足りません。

 中社と下社は川のほとりにありますが、上社は「天空の社」と呼ばれていて高い所にあります。

丹生川上神社上社

 天空の社から眺められる「おおたき龍神湖」は、ダムによって作られた湖ですが、湖底が元の「丹生川上神社上社」であるからか、人造湖とは感じられませんでした。

 湖面が目に入った瞬間、「ダムの水で、こんなに美しいのをみたのは初めて」と声をあげたくらいです。

おおたき龍神湖

 空に浮かぶ雲はどれも丸くて、「きょうは空に龍がいないのかな」とおもったら、向かいの山肌に次々と細長い光と影ができます。

 起伏のある山肌に光や影が映ると、帯のような形になるのです。
 細長い光は、湖を出入りする光龍のように感じられました。

「大滝」という地名ですので、水に沈む前には瀧があったのかもしれません。

湖底の社のあたり
湖を出入りする光龍のよう
湖面に残る光

 まだ時間があったので、「丹生川上神社下社」へ向かい、途中、「津風呂湖」という標識を見て、そちらに曲がりました。
 感じるまま道を選んだので、理由は解りません。

津風呂湖

 寄り道を済ませると、いつのまにか「天川」へ続く道に入っていました。
 知らない間にナビが切り替わったのかとおもいましたが、天河神社への途上に下社はあったのでした。

丹生川上神社下社の神馬

「下社」に着くと、神馬の白馬が迎えに出てくれました。
(名前は白龍と黒龍)

「さわってはいけないんだって」と話しかけて、たくさん話をしました。
 さわってほしそうだったので、次に逢えたら撫でようとおもいます。

 下社の前を流れる川だけが「丹生川」です。ここの風景は「中社」とそっくりでした。
 高い山の陰にはすでに陽光がなく、水は鈍色でしたが、正午あたりだと煌めく碧になるのでしょう。

丹生川
水辺に残る鹿の足跡

 中社と同じように、ここでも、鹿の足跡をみつけました。
「中社ではない場所」とはおもえませんでした。

 帰路では、ふとおもいついて石舞台に寄りました。
 そして、「今年ほど桜をみたことはない」と何回も呟いたのでした。

石舞台
石舞台の桜
桜に埋もれる石舞台

 この日に多くの場所を次々と巡ったのは「瀧が無かったため」と気づき、「わたしは瀧が好きなのだ」と自覚して、この時から後は、かならず目的地にしています。