龍神の瀧(丹生川上神社中社)
【過去の記録◆2021年10月8日】
6月から「天川(みたらい渓谷)」「深谷川(龍鎮渓谷)」「飛鳥川」と清流を巡ってきたのは、好きなアーティストさんが奈良にいらっしゃった後、「川辺の小石を拾えばよかった」とおっしゃっていたため。
実際には、小石さえも土地の所有者の物ですから他所に移せません。
今回は、「高見川(丹生川上神社中社)」の小石を写真におさめてきました。
河原のように見えても、小石は透き通った水の中にあります(白く乾いている所だけが地面)。










「夢淵」だけが高見川の少し上流で、三つの川が合流する深淵です。

いちばん細い川の最後のひとすじは、瀧となって夢淵に注ぎ込みます。
それは、ふたつに分かれてから交差して、再び分かれることなく滝壺に落ちるのです。
「丹生川上神社中社」の拝殿に置かれていた「龍玉」(初穂料300円)には、『龍神の御力にて穢れを取り去り、運気を開きます。心の願いを玉に込め、穴に息を三度吹き込み、東の瀧(龍神の瀧)に投げ入れてください』という説明が添えられていました。
素焼きのような玉に「龍」と金色の字で書かれていて、息を吹き込む穴は下側にあります。
「東(ひんがし)の瀧」の前に架けられた橋から龍玉を投げました。
個人的な願いは特にないので、世界が愛に満たされていくよう願って。
たくさんの龍玉で滝壺が埋まるのでは、と考えもしたけれど、すぐに砕けて流れていくのでしょう。
瀧の上へ行ける道も、瀧の下へ行ける道もあったのですが、そこまでは二本杖でも歩けませんでした。
また行ける時があったら、河原で脚力を費やさないで真っすぐ瀧へ向かいたいとおもいます。
大和盆地の瑞穂は、吉野の水に守られています。分水のおかげで平野部に水が行き渡るのです。
高見川をどこまで下っても、水は澄んでいます。里を通っても街を通っても透明なままなのです。
水を想う心が見える形になって流れている、と感じました。
