飛鳥
【過去の記録◆2021年9月8日】
農繁期の前に飛鳥を巡ってきました。
地元の方たちの農作業を妨げないよう雨の日を選んだので、軽トラとすれ違うこともありませんでした。

『明日香弦楽器』さんの前の丘は、夏草が繁っていて端まで近づけませんでした。
赤トンボがたくさん舞っていました。大和が「秋津洲」と呼ばれた時もそうだったのでしょうか。

一気に立ちのぼった雲を眺めてからカメラを取り出したので、すでに消えかかっています(写真中央)。
以前、東側にある円錐形の山の頂から同じように立ちのぼる雲を見て、「のぼり龍」と声をあげました。
今回はその反対側(西側)にある山から勢いよく噴き出たのでした。
どういう気象現象なのか、「祈祷前の太鼓の一打ちで空へ打ち出される」といった印象を受けます。

丘からは撮りにくかったため、帰りの下り道で撮りました。
都塚古墳が見えています。

丘から見えていたあたりに立ちました。
都塚古墳の前から始まる坂道の上です。

少し下ると、さっきまで立っていた丘が見えました。

県道の端に石段があると気づいて下りてみました。
川辺のような場所を再び歩けるようになるとは想像もしませんでしたが、清流に手の先を差し入れて、
「先月の龍鎮渓谷より前にそれができたのは32年前だった」と思い出したのでした。

「COGY(足こぎ車いす)」によって激増した脚力がかなり当てにできるので、杖を頼りに流れの中ほどまで進みました。
「行きたいと感じた所」へ歩み入っていけるとは、14年前に宣告された「絶望的な予後」とはまったく違う状態です。

雨の日だったのに、車の外に出るときには傘が要りませんでした。

龍はきれいな水が好きだというから、目に見えるとしたら、こういう感じで泳いでいるのかも。

昨秋(2020年)、同じ場所で1枚だけ写真を撮りました。その頃はまだ、いまほど体力がなくて、写真を撮るのは数十年ぶりだったのでした。
昨秋より水量は多いけれど、水が濁るほどの雨ではなかったようです。


昨秋(2020年)は多くの面が虫害によって変色していて、ひとの集合意識を反映しているように感じました。
今年の美しさも反映であることを願います。
