街と溶け合うアート@十和田市現代美術館
今回の旅の目的は、青森県立美術館にある「あおもり犬」に会うことでした。しかし、事前の確認不足で、展示替えのため休館中であることが現地で発覚……!
急遽、予定を変更して「十和田市現代美術館」へと向かったのですが、結果としてこのアクシデントに感謝したくなるほど、素晴らしい鑑賞体験になりました。
独立した展示室がもたらす、気持ちの切り替え
まず印象的だったのが、その建築構造です。作品ごとに独立した展示室があり、それぞれがガラスの廊下で繋がっています。

作品同士が干渉し合わないため、次の部屋へ移動するたびに気持ちをリセットして、まっさらな状態で新しいアートと向き合うことができました。
直感的に心が動く、親しみやすい現代アート
「現代美術」というと、少し難解なイメージを持つ方もいるかもしれません。(以前、東京都現代美術館の展示について、関わった天文学者の方すら「理解できなかった」と漏らしていたのを聞いたことがあります)

しかし、十和田の作品はどれも直感的に「美しい」「面白い!」と感じられるものばかり。誰もが知る有名アーティストの作品が前面に出ていることも、敷居を低くしてくれていると感じました。

アートが息づく、美術館のような街
驚いたのは、美術館の中にアートが収納されているのではなく、むしろ「街の中にアートがあり、その一部が館内に展示されている」かのような空気感です。

建物の外壁には奈良美智さんのイラストが大きく描かれ、向かいの広場では草間彌生さんの鮮やかなドット模様が目を惹きます。

その広場で、親子連れが楽しそうに遊んでいる姿が印象的でした。子供の頃から日常の中でアートに触れ、気軽に楽しめる環境って本当に素敵だなと思います。
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