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「重い」と言われ続けた婚活30人目──精神科ナース14年の僕が65連敗の末に気づいた、消耗の正体

「ぽんさんって、なんか頑張ってる感じが疲れるんだよね…。」

婚活3人目のデートで、相手の女性に言われた言葉です。
正直、死にたくなるくらいショックでした。

自分では精一杯だったのに、相手からすると「疲れる」。
もうどうしたら、いいのかわからない。人格を否定されている感覚…。
もう立ち直れません。

その後も、僕は何度も「重い」「疲れる」と言われ続けました。気を遣っているつもりが、なぜか相手をしんどくさせていたんです。

精神科ナースとして14年、心が壊れていく人を見てきた僕が、自分自身の婚活では消耗の正体に全く気づけませんでした。

このnoteでは、65連敗の末にようやく気づいた「婚活で消耗する本当の理由」と、これから発信していきたいことをお伝えします。

同じように婚活で消耗しているあなたに、届けたい内容です。

精神科のプロでも、婚活では病みました

正直に言うと、僕の婚活遍歴はかなりボロボロです。

「精神科ナースだからメンタル管理は得意でしょ」と言われることがありますが、全然違いました。

専門家でも、自分のことは見えなくなるんです。

「重い」と言われ続けた30人目までの僕

3人目で「疲れる」と言われた経験から、僕は「もっと自然に、もっと余裕を持って」と意識するようになりました。

でも、結果は同じでした。

相手の返信が30分来ないと不安になる。「嫌われたかも」と思って、謝る必要もないのに先回りで謝ってしまう。デートの帰りには長文の感謝メッセージを送ってしまう。

そうすると不思議と、相手はどんどん冷めていきました。

あの頃の僕は「こんなに気を遣ってるのに、なんで伝わらないんだろう」とずっと思っていました。

でも今なら分かります。伝わりすぎていたんです。

そして伝わりすぎた好意は、相手にとって重荷でしかなかった。

50連敗を超えた朝、職場で動けなくなった

一番きつかったのは、50連敗を超えたある朝です。

職場の更衣室で、ロッカーの前で動けなくなりました。「今日もまた、誰かと会わなきゃいけない」と思った瞬間、足がすくんだんです。

精神医学では、これを「予期不安」と呼びます。これから起きるかもしれない出来事を予期するだけで、エネルギーが消費されている状態です。

患者さんに「無理しないでくださいね」と言いながら、自分が無理をしている。そのことに気づいて、ようやく僕は立ち止まりました。

消耗の正体は「相手の評価で自分の価値を測っていた」こと

転機が訪れたのは、実家に帰省した時でした。

母親に婚活の愚痴をこぼしていたら、母がぽつりとこう言ったんです。

「ぽん、何のために結婚しようとしてるの?」

返事に詰まりました。

「結婚するため」になっていたんです。気づいたら、目的が手段になり、手段が目的になっていた。

その夜、実家のベッドで、消耗の正体にようやく気づきました。

マッチングアプリの数字に、自分の価値を毎日預けていた

僕はずっと「相手にどう評価されるか」ばかり気にしていました。

マッチングアプリのいいね数が少ない日は、自分の人間としての価値が下がった気がする。返信が来ない日は、自分が否定された気がする。

精神医学では「条件付き自己価値感」と呼ばれる状態です。

外部の評価に自分の価値を預けてしまうと、評価が下がるたびにメンタルが削られていく。

僕は毎日、自分の価値をアプリの数字に賭けていたんです。これでは消耗するに決まっていました。

「気を遣う」と「自分を消す」は紙一重

そしてもうひとつ、気づいたことがあります。

「重い」と言われ続けた理由も、実はここに繋がっていました。

僕は気を遣っているつもりで、自分の意見や好みを全部消していたんです。相手の話に「分かります!」と合わせ、自分の本音は飲み込んでいた。

相手からすると、それは「気を遣う人」ではなく「中身が見えない人」でした。

中身が見えない相手に、気を遣われ続ける。それは確かに、疲れます。

僕が「重い」と言われていたのは、好意の量ではなく、自分を消した状態で好意を渡していたからでした。

婚活より先に「自分を整える」を選んだ

それから僕は、婚活を一時的に休みました。

代わりにやったのは、自分が本当に何を望んでいるかを考えることです。どんな人と一緒にいると楽か。どんな関係なら一生続けられるか。

すると不思議なことに、婚活への焦りが減っていきました。

そして再開してから出会ったのが、65人目、後に妻になる人でした。

詳しい話はまた別のnoteで書きますが、彼女との初デートで僕は、64人目までは絶対に出さなかった「素の自分」を出していました。

夜勤明けで疲れていて、演じる体力がなかったんです。皮肉なことに、それが結果的に良かった。

このnoteで、消耗を止めるための視点を発信していきます

僕がこのnoteを始めようと思ったのは、同じように消耗しているあなたに、止め方を伝えたいからです。

僕自身、婚活で病んでいた時に一番欲しかったのは、テクニックではありませんでした。「消耗のメカニズムを言語化してくれる言葉」でした。

なぜ自分が「重い」と言われるのか。なぜアプリを開くたびに削られるのか。なぜ気を遣っているのに伝わらないのか。

これを精神医学の視点で説明してくれる人が、当時いなかった。だから僕が書こうと思いました。

このnoteで発信するテーマ

  • 婚活で消耗するメカニズム(精神医学の視点から)

  • 「重い」「疲れる」と言われる本当の理由

  • マッチングアプリで自己肯定感を削られない方法

  • 65連敗の中で気づいた「演じる婚活」の限界

  • 精神科ナースとして見てきた「結婚後に壊れる関係」の共通点

僕が大切にしているのは、**「消耗を止めない限り、婚活はうまくいかない」**という考え方です。

成果を出す前に、自分を守れる状態になること。

これが順番だと、65連敗してようやく分かりました。

消耗しているあなたに、最後に伝えたいこと

婚活で消耗している時って、一人で抱え込んでしまいがちです。

「私がダメなんだ」「またフラれた」と自分を責めて、誰にも言えずに苦しくなる。

でも、消耗しているのはあなたが弱いからではありません。消耗するのが当たり前の構造で、あなたは戦っているからです。

その構造を理解すると、戦い方が変わります。

僕も完璧じゃないし、今でも当時の感情が蘇ることがあります。でも、同じ場所を通った人として、あなたと一緒に考えていきたい。

次回は、「マッチングアプリで自己肯定感を削られないための7つの習慣」について書きます。65連敗の中で僕が編み出した、消耗を最小化する具体的な方法です。

あなたの婚活が、消耗の場ではなく、自己理解のプロセスになりますように。

一人で抱え込まないでくださいね。

ぽん(@dai_konkatu)

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