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soeji
せっかくだし
せっかくだしって、
せっかく山車に聞こえるときがあります。
せっかく山車…折角山車…
その昔、ある山に荒くれの牛がいた。
牛はせっかく育てた農作物を荒らし、時には人を襲うこともあった。
そこに旅の途中の若者が通りかかり、困り果てる村人たちの事情を知り、猛牛退治を買って出た。
牛の恐ろしさを知る村人たちは若者を止めるが、若者は日が昇るとともに退治に出かけ、昼前には牛の角を持ち帰った。
若者の持つ剣には、見たことの無いような美しい黒い石が設えてある。
遠い東の国には、生まれながらに王の石を手に握り生まれてきた王子がいると云う。
しかしその石共々父王に疎まれて、幼くして国を追われる身となったと聞くが、果たしてあの者がそうなのであろうか。
若者が何者であろうとも、村人は恩人として若者を手厚くもてなし、子々孫々若者の偉業を語り継ぐことを誓った。
後に父王を討ち、石核王と呼ばれる稀代の賢王となった男は、最期の時、自分の墓はあの村に造れと言い遺した。
王の意志を継いだ彼の息子は、彼の亡骸と彼の剣を石の棺に納め、彼の地のかつて荒れ牛のいた山に祀ったという。
以上の伝承をもとに始まったとされる祭りが荒牛祭りである。
祭りの終盤には牛の折れた角を頂に据えた折角山車を村民が引き、石核王墓があるとされる石槨山の山門周辺を練り歩く。
かなり激しく山車を引き、怪我人が出ることもある為、観光の際はせっかくだし近くで観ようなどと、近寄らないこと。気を付けて鑑賞されたし。
私はせっかく山車派です〜。
皆様の素晴らしい考えすぎ「せっかくだし」ありがとうございます。
とても面白くて、コメントしてくださった会員の方に厚く御礼申しあげます。
考えすぎた結果は今後も絶賛募集中でございます。
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