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サイレントリーダーの経営戦略ノート(第16回)表9マス ― 使命を行動へ変換する「展開」の技術

はじめに

第15回では「裏9マス」を通して、あなたの“無意識が本当に求めている使命(ゴール)”を発見するプロセスを紹介しました。

裏9マスは、人生の中心にある “命の使い方” を見つけるワークです。

しかし、使命が見えた瞬間に、多くの人は次の壁にぶつかります。

「で、具体的に何をすればいいの?」
「理想は見えたけど、行動に落とし込めない…」

ここで登場するのが 表9マス です。

裏が「収束」なら、
表は “展開” のワーク。

使命という“一点”から、行動の“流れ”を広げていきます。


■ 表9マスとは?:裏の「答え」を行動へ展開する技術

表9マスは、中央に 裏9マスで定めたゴール を置き、
周囲の8つのマスにそのゴールが実現するための 行動・環境・思考・習慣 を書き出すプロセスです。

裏 → 表 の関係はこうなります:

裏9マス(収束)→表9マス(展開)本質的なゴールを見つける
→ゴール達成のアクションに分解、無意識の声を聴く
→現実世界での動きに変換“命の使い方”を決める
→使命に沿った日常行動を設計する

サイレントリーダーの成功は、
使命と行動がズレていないこと から生まれます。

表9マスは、その“ズレ”を完全に消すための設計図です。


■ 表9マスを書くための基本ルール

表9マスを書く際のルールはシンプルです。


【ルール①】中央には「裏9マス」で導いた使命を書く

例:

  • 「人を育てる作品をつくる」

  • 「自走するチームを育てる」

  • 「世界に残り続ける価値を作る」


【ルール②】周囲の8つのマスは、“行動”で埋める

考えるポイントは3つだけ。

  1. 今すぐできる行動

  2. 習慣化したい行動

  3. 環境を整える行動

ここがブレると実現スピードが落ちます。


【ルール③】「ベビーステップ」で書く

多くの人が失敗するのは…

行動がデカすぎること。

例:
×「本を書く」
○「キーワードを10個出す」

×「チーム戦略をつくる」
○「現状の悩みを3つ書く」

「今すぐできるレベル」に落とすのが鉄則です。


■ 表9マスの書き方:具体ステップ


① 中央に使命を書く

例:
「自走できるチーム文化をつくる」


② 最初に“十字”を埋める

下記4つから書くのが最も書きやすい順序です。

  • 行動

  • 習慣

  • 思考

  • 環境


③ 最後に四隅でアイデアを広げる

表9マス最大のメリットは、

「組み合わせによって新しい発想が生まれる」

という点です。

十字(行動・習慣)ができたら、
四隅で自由に広げていきます。


■ 実例:「自走するチーム文化をつくる」表9マス

※これは実際に企業研修でも高評価だった鉄板パターンです。

表9マス事例

これを毎日・毎週更新すると、
“チームの空気が変わっていく”のが体感できます。


■ サイレントリーダー流:表9マスを成功させる3つのコツ


①「やりたい」ではなく「自然とやってしまう」で書く

サイレントリーダーは自分を追い込まない。

やりたいことではなく、
「気分が乗って勝手に動いてしまう行動」 を書いてください。


② 完璧を求めない

“埋める”ことに意味があります。

字が汚くても、アイデアが雑でもOK。
脳内に秩序が生まれるだけで成果は出ます。


③ 一度書いた9マスは「毎日見返す」

9マスは書いて終わりではなく、

“見る”ことで潜在意識に刻まれる のが最大の効果です。


■ 次回予告(第17回)

次回(第17回)では、これまで触れてきた

  • 裏9マス(使命の発見)

  • 表9マス(行動への展開)

とは別の、9マスの多彩な応用法をまとめてご紹介します。

  • タスクメモ

  • 目標整理

  • プロジェクト設計

  • チームコミュニケーション

  • 自己分析

  • 意思決定支援

  • イノベーション発想

  • 習慣化支援

など、ビジネスの実務に直結する9マス活用法として紹介します。

※「真9マス」は佐藤伝先生の特別な講義を受けた方にしか伝授されていないものなので、Noteでの展開はさしひかえさせていただきます。わたくしの個別セッション等、別の機会に正しい形でお届けいたします。

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