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3つのお題に空想のひらめきを

🍊第32回 3つのお題
🎈お題①:「狼の守り人」
🐾お題②:「満月の記憶」
⏳お題③:「運命を書き換えるペン」

狼ってのはね、かなり警戒心の強い動物なんだ。
だから群れをなす。
もちろんリーダーがいるが、時折狼は、人間を頼って人里に下りてくるんだよ。
凍える冬の季節、暖かさを求めて納屋に忍び込んだり、食料が手に入らない日が続くと、飢えをしのぐために畑を食い荒らす。
……それは頼ってるというより利用されてる?
まあ、確かにそうかもね。
でも、狼達はその家の人間を決して襲ったりしないんだ。
たとえ鉢合わせしても。
きっと、狼の守り人として認定されているのかもしれないね。

ああ、狼が満月の夜に吠えるってやつね。
そのイメージは強いよね。
あれはさ、狼達の持つ、満月の記憶なんだと思うよ。
聞いたことない?
狼ってさ、月からやってきたんじゃないかっていう説があるんだよ。
突拍子もないだろ?
つまり、あの遠吠えは、故郷を懐かしんでいると。
まあ、月は女神として信仰され、狼は女性神に支配されているとも言うからね。
それにさ、犬と狼って似てると思わないか?
進化とか何とか言われるけど、私はね、月から来た宇宙生物が、犬の姿を真似て変化したんじゃないかと思ってるよ。
真面目にそう思ってる。

そんな狼だけど、最近はかなり数を減らしているらしい。
まあこれは、いろんな動物に言えることだが、狼は特にね、貴重な宇宙生物だからね。
いや、笑うところじゃないんだが……何とかこの状況を改善しようと、たとえば、自然保護条約に調印するとか、絶滅という運命を書き換えるペンの力をね、私は信じているんだ。
だって、我々は狼の守り人にもなり得るんだからね。

いつか、狼達が月へ帰る日が来るかもしれない。
その時、月の女神に持ち帰る狼達の情報が、少しでも地球にとって有益なものであって欲しいじゃないか。
……そうは思わないか?

こちらの企画に参加させていただきました。
よろしくお願いいたします。

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