せりふ三題噺 三文作家の時刻表は国鉄時代
■セリフ
「行ってませんね」
■三題
・新幹線
・花びら
・レモンスカッシュ
「浮かばない、思いつかない、進まない!」
「七五調でボヤいても原稿上がりませんよ。」
「うーん、スッと出る時はホントに私が書いたのか?ってぐらい進むんですけどねえ…。」
毎度行き詰まっている三文作家の十文字先生と担当編集者のマンネリともいうやり取り、
さて、どうやって仕上げるのか…
「浮かばないって一つもですか?」
「いえ、単品でのイメージはあるんです。」
「繋げられないって事ですね。」
「無理に繋いでも不自然さ丸出しですからねえ…。」
「とりあえず単品イメージを聞かせてもらっても良いですか?」
・新幹線の車内 ビュッフェで飲み物を
・電車のヘッドマーク 花びらのもの
・レモンスカッシュをレスカと言う年代
「なるほど、電車系で繋がりそうではありますがね。」
「電車だけにうまく連結させないと…」
「そうですけど上手いこと言ってませんからね、その程度じゃ。」
「わかってますよう…」
「それから、新幹線に今はビュッフェってありません、ヘッドマークも花びらって言うか花そのものです。」
「え!ビュッフェはないんですか!」
「食堂車も喫煙室もありませんよ。」
「そんな…不便じゃないですか…」
「まあ、あった方が良いとは思いますけどね、しかしいつから新幹線乗ってないんです、旅行には行かないんですか?」
「しばらく行ってませんねえ、出かけるにしても線路のない場所ばっかりでしたし。」
「まあ、秘湯の温泉宿はそうでしたよね、先生は公共交通機関が苦手だって言ってましたしね。」
「初めて新幹線に乗った時は目新しくて楽しかったですけどねえ、ビュッフェでアイスコーヒーを頼んでるお姉さんがカッコよく見えましたねー!」
「ガムシロ抜きでとか?」
「そうそう!そんな感じです!」
「じゃあそれをレスカに変えましょう、これで新幹線とレモンスカッシュはクリアしましたから花びらを…」
「鉄道ミステリーっぽくなってきましたね、
駅弁ネタも入れたくなります。」
「何か案が?」
「ます寿司ってサクラマスを使ってたはずですから、ヘッドマークの桜と絡めて花びらを…」
「新幹線はヘッドマークないのでは?」
「そこです、寝台特急さくら号とのダイヤを利用して謎を作ろうかと。」
「タイトルは?」
「昭和から平成に乗り遅れた男、
ヘッドマークに隠す欠けた花びらの秘密とは?
サブタイトル 令和はどっちだ。」
…いささか不安でしたがなんとか発表!
レスカに合う小説ってことでちょっと話題になったとか…?
こちらに参加させていただきました🚃
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天井裏から愛をこめて!
ナイタラダメヨ
(元ネタはアンジーです、知らない方すみません…。)