せりふ三題噺 からくり侍日々精進❗️
■セリフ
「調べないほうがいいよ」
■三題
・合皮
・シーグラス
・将棋
「これは時を経てもさほど変わらぬようでござるな。」
パチン!
陣地に攻め入る駒の響きが力強い。
将棋は2人が共通の理解を得た最初のツールだ。
私の家には侍が居候している。
理由は長くなるので割愛!
暮らし始めた時は大変だった。
全てに興味を示し説明を求められた。
しかし、時代を超えてきた人に通じる説明というのは全くもって困難だった。
「獣の皮にしてはなんと滑らかな…」
・合皮のベルトを締めた時
「この勾玉のようなギヤマンをいくつもあしらった器とはなんと豪奢な…」
・シーグラスを埋込んだ自作のペン立てを見た時
全てにおいてこの調子であったので下手な説明よりも映像に頼ることにした。
・侍タイムスリッパー
自分と重なるのか食い入るように見ていた。
TVの仕組みとかはともかく、情報を渇いた砂のごとく吸い込んだ。
時代劇や歴史アニメなども見たが、
繰り返し見ていたのは…
・アシガール
口の端が緩んでいたのを見たなぁ。
主人公が好みなんだろう。
まあ、そんなこんなで飲み込みも受け入れも意外に早く、こなれた生活をしていたのだが…。
ある日、禄を持たない自分が申し訳ないと言い、何がしかの金子を生む手法を考案すると宣言、
ついては資金を貸していただきたいとの懇願であった。
家事全般をやってもらってる立場としては、むしろ給金のつもりで資金提供した。
ホームセンターや河原で材料を調達した侍はなにやら制作に取り掛かった。
「ギヤマンをからくりにて磨き、しいぐらすを作るのでござる。」
水流と砂で磨かれたガラスがシーグラスだと理解したあとは色々試していた。
ガラスの破片を砥石で研いだり、
砂と水を入れたペットボトルに入れて延々と振ったり、
スリコギで砂と一緒にかき混ぜてみたり、
時間がとんでもなくかかるのを理解していたはずだが…。
出来上がった物は水力利用の研磨機、
河原に設置すれば自然の力で磨かれたシーグラスが出来上がった。
時間も人力よりかなり短縮!
電気代や燃料費もかからない。
できた物を使って
アクセサリーやキーホルダー
ライトを仕込んだスタンド
飾りボタン
水槽用の砂利…
様々制作した。
あちこちで販売してみた。
売れたかって?
調べないほうがいいよお〜❤️
欲しくなっても二年待ちだから!
侍は今日も寡黙に作業をしている。
帰る方法を考えなくて良いのか聞いた。
「それは調べないほうがいいようでござるな。
拙者がお役に立てるならば、すなわちこの時代に許されたからでござろう。」
…とか言ってるが…
実は今やTVっ子、
密かにラーメン日記を付けているのも知っている。
こちらに参加させていただいたでござる🍜
いいなと思ったら応援しよう!
天井裏から愛をこめて!
ナイタラダメヨ
(元ネタはアンジーです、知らない方すみません…。)