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クラウドワークスで仕事内容がぼんやりした案件に不安を感じたとき

「初心者歓迎」
「簡単作業」
「未経験でもできます」
「マニュアルあり」

応募しやすそうな言葉は並んでいます。

それなのに、募集文を読み終えても、

結局、何をする仕事なのだろう

と思うことがあります。

どのくらい作業するのか。
報酬に対して、何時間くらいかかるのか。
どんな連絡が必要なのか。
契約後に、想像と違う仕事が出てこないか。

分からないまま応募するのは不安です。

以前の私は、その不安を、

慎重すぎるのかもしれない。
初心者だから怖く感じるのかもしれない。

と考えていました。

でも、仕事の内容が分からなければ、不安になるのは自然です。

判断に必要な情報が足りていない。

そのことに気づいているだけかもしれません。

クラウドワークスを始めたばかりのころは、まず「自分にもできるか」が気になります。

難しすぎないか。
初心者でも応募してよいのか。
今のスキルで対応できるのか。
家で進められる仕事なのか。

どれも大切です。

ただ、仕事内容が見えないままでは、できるかどうかだけでなく、

今の生活へ入れられるか

も判断できません。

応募前に見たいのは、安心できる言葉の数ではありません。

何をして、どこまで対応すれば、その仕事は終わるのか。

そこが少しでも見えるかどうかです。


「簡単作業」は、仕事の軽さを表しているとは限らない

「簡単作業」と書かれていると、少し安心します。

特別な資格は必要なさそう。
初心者でも始められそう。
最初は、このような案件を選べばよさそう。

そう思いやすい言葉です。

ただ、「簡単」という言葉だけでは、仕事の中身までは分かりません。

データを転記するのか。
情報を調べてリストを作るのか。
商品情報を登録するのか。
問い合わせへ返信するのか。
文章を書くのか。
SNSを運用するのか。
誰かへ商品やサービスを案内するのか。

同じ「簡単作業」でも、必要な時間や気力は変わります。

決められた項目を入力する仕事なら、やることは見えやすいかもしれません。

一方で、相手に合わせて返信する仕事なら、内容を読む、判断する、文章を考える、返事を待つという工程が加わります。

作業の操作が難しくないことと、生活への負担が軽いことは同じではありません。

私が知りたいのは、「簡単かどうか」より、

何をする仕事なのか。
どこで判断が必要なのか。
何をもって終わるのか。

でした。

仕事内容がぼんやりしている案件の不安は、仕事が難しそうだからだけではありません。

判断するための土台がないことです。

仕事内容が見えないと、生活への入り方も見えない

在宅ワークには、家で働ける助かりがあります。

通勤しなくてよい。
外へ出なくても仕事ができる。
家の予定に合わせて作業しやすい。

私も、その点には助けられてきました。

ただ、家でできる仕事は、仕事に関わる時間が生活の中へ入ってくる働き方でもあります。

作業する。
説明を読む。
連絡を確認する。
質問文を考える。
返事を待つ。
修正する。
納品後の確認を待つ。

仕事の内容が分かっていれば、

午前中に進められそう。
数日に分ければ終えられそう。
この納期なら、予定が変わっても立て直せそう。
この連絡頻度なら、生活へ入り込みすぎなさそう。

と考えられます。

でも、仕事内容が見えなければ、必要な時間も連絡量も想像できません。

途中で止められる作業なのか。
まとまった時間が必要なのか。
即時の返信を求められるのか。
納品したあとにも対応が続くのか。

これらが分からないままでは、予定表のどこへ置けばよいかも決められません。

不安なのは、単に怪しい案件かもしれないからではありません。

今の生活で受け止められる仕事なのか、判断できないからです。

件数だけでなく、仕事全体の量が見えるか

仕事内容と一緒に見たいのが、作業量です。

何件くらい対応するのか。
一件あたり、どの程度の作業があるのか。
全体でどれくらいの期間を想定しているのか。
単発なのか、継続なのか。

少しでも目安があれば、生活へ入るかを考えやすくなります。

反対に、

「すぐ終わります」
「誰でもできます」
「スキマ時間でできます」

とだけ書かれ、件数や作業範囲が見えない場合は判断できません。

「すぐ」の長さは、人によって違います。

慣れている人なら短時間で終わるかもしれません。

初めて作業する人は、

募集文を読み直す。
マニュアルを確認する。
使用するツールへ慣れる。
不明点を質問する。
納品前に見直す。

という時間も使います。

手を動かしている時間だけが、仕事ではありません。

たとえば、入力自体は30分でも、説明の確認に20分、質問と返信確認に15分、見直しと納品に15分かかれば、仕事全体では80分です。

修正があれば、さらに時間が加わります。

低単価の案件をすべて避けるべき、という話ではありません。

実績づくりや、作業を試す目的で受けることもあります。

ただ、その場合も、

何をするのか。
どこまでやれば終わるのか。
どのくらいの時間を使いそうか。

が見える案件の方が、目的を決めて試しやすくなります。

「初心者向け」という言葉より、作業範囲が見えることの方が、私には安心材料になりました。

入口だけでなく、仕事の出口が見えるか

仕事内容がぼんやりしている案件では、納期や完了条件も見えにくいことがあります。

いつまでに何を提出するのか。
どの状態になれば完了なのか。
提出後に確認や修正があるのか。
どこまで対応すれば仕事から離れてよいのか。

ここが分からないと、作業を終えても気持ちが切れません。

納品はした。

でも、まだ完了か分からない。
修正が来るかもしれない。
いつまでメッセージを気にすればよいのか分からない。

在宅ワークでは、この「終わったはずなのに終わらない時間」も家の中へ残ります。

確認や修正があること自体は、不自然ではありません。
問題になるのは、範囲と目安が見えないことです。

たとえば、

納品後、発注者が確認する。
入力ミスがあれば、一度修正する。
確認はおおむね数日以内に行われる。

と分かれば、その後の予定を考えられます。

一方で、納品後の流れがまったく分からなければ、仕事を手放す時点も分かりません。

案件を見るときは、入口だけでなく出口も見たいと思っています。

何を提出し、どの状態になれば自分の対応は終わるのか。

その見通しも、生活へ仕事を入れるための条件です。

「詳しくは面談で」だけでは、面談へ進む判断もできない

「詳しくは面談で説明します」

この言葉がある案件を、すべて避ける必要はないと思います。

文章だけでは説明しづらい仕事もあります。
画面を見せながら説明した方が分かりやすい業務や、希望条件を聞いてから担当範囲を決める仕事もあります。

面談そのものが問題なのではありません。
気になるのは、面談へ進む前の判断材料がほとんどないことです。

何をする仕事なのか。
作業量はどのくらいか。
報酬の決まり方は何か。
納期や稼働時間はどうなっているか。
どのような連絡方法を使うのか。

このあたりが見えないまま面談へ進むと、面談のための調整だけが先に発生します。

オンライン面談が60分でも、必要なのは60分だけとは限りません。

募集文を読み直す。
前後の予定を空ける。
通信環境を整える。
家族の対応が入らないよう調整する。
面談後に気持ちを切り替える。

仕事を始める前にも、時間と体力を使います。

また、説明を聞いたあとに、

せっかく時間を取ってもらったから。
ここまで進んだのだから。
今断るのは申し訳ない。

と感じることもあります。

面談は、発注者が応募者を選ぶためだけの場ではありません。

受注する側が条件を確認し、生活へ入る仕事かを見る場でもあります。

その前に、

「作業内容を、事前にもう少し確認できますか」
「一件あたり、または月間の作業量の目安はありますか」
「納期や稼働時間の条件を教えていただけますか」

と聞いてもよいと思っています。

質問への返答で判断材料が増えるなら、面談へ進むかを考えられます。

返答を受けても仕事内容が見えないなら、進まない判断もできます。

契約前の確認は、相手を疑うためではない

クラウドワークスを始めたばかりだと、質問すること自体に遠慮が出ます。

初心者なのに聞いてよいのか。
細かい人だと思われないか。
面倒な応募者に見えないか。
せっかくの機会を逃すのではないか。

私も、そう考えることがありました。

でも、契約前に仕事内容や条件を確認するのは、不自然なことではありません。

分からないまま進むと、受注側だけでなく発注側にも負担が出ます。

受注側は、生活へ入れられる仕事か判断できない。
発注側も、想定していた条件と違う人へ依頼するかもしれない。
作業開始後に、業務範囲や納期の認識がずれるかもしれない。

契約前の確認は、相手を疑うためではありません。

仕事について、双方の認識を合わせるためです。

すべてを事前に決めきれない案件もあります。

実際に始めてから分かることもあります。

それでも、

質問に具体的に答えてもらえるか。
確認によって仕事内容が少し見えるか。
説明に一貫性があるか。
次の判断に使える情報が返ってくるか。

は見ることができます。

募集文だけでなく、質問への返し方も案件の運用条件です。

確認しても見えないなら、その状態も判断材料になる

仕事内容がぼんやりしていても、質問によって条件が見えてくることがあります。

作業量の目安が分かった。
納期と完了条件を教えてもらえた。
連絡方法を確認できた。
説明を受けて、自分の言葉で仕事内容を言えるようになった。

そうなれば、応募や契約を判断しやすくなります。

一方で、確認しても見えない場合もあります。

作業内容は曖昧なまま。
報酬と作業量の関係も分からない。
納期や完了条件も示されない。
「詳しくは契約後に」と言われる。
質問とはずれた返答だけが返ってくる。

その場合は、進まない選択もあります。

応募しない。
面談を辞退する。
契約前に見送る。

これは、案件が必ず危険だと断定することではありません。

自分には判断材料が足りない状態で、時間や生活を差し出さないという選択です。

在宅ワークは、契約したあとに生活の中で続けるものです。

だから、

自分にもできそうか。
採用されそうか。
初心者でも応募できそうか。

だけではなく、

条件が見えているか。
終わりが見えるか。
分からないことを確認できるか。
今の生活へ置けるか。

まで見てよいと思っています。

応募前に見るのは、仕事の輪郭をつくる三つ

仕事内容がぼんやりしているとき、私は次の三つを見ます。

・何をする仕事か

入力、調査、作成、対応など、中心となる作業を自分の言葉で説明できるか。

・どのくらいの量か

件数、文字数、期間など、作業量を想像できる目安があるか。

・何をもって終わるか

何を提出し、どの状態になれば自分の対応が終わるのか。

この三つが見えれば、初めて「自分にできそうか」を考えられます。

連絡方法や細かな運用は、その仕事の輪郭が見えたあとに確認しても遅くありません。

おわりに|「できそう」より、仕事の形が見えるか

クラウドワークスでは、

初心者歓迎。
簡単作業。
未経験でもできます。
詳しくは面談で説明します。

という言葉を見かけます。

応募の入口としては、安心する言葉です。

でも、その言葉だけでは、

仕事内容。
作業量。
必要な時間。
連絡の負担。
納期。
完了条件。

までは分かりません。

そのために不安になるのは、慎重すぎるからではないと思っています。

判断するための材料が足りない。

そのことに気づいているだけかもしれません。

仕事内容が見えなければ、自分にできるかも、生活へ入るかも判断できません。

だから応募前や契約前に、

何をする仕事なのか。
どのくらい作業するのか。
いつまでに何を提出するのか。
どこまで対応すれば終わるのか。

を確認します。

すべてが最初から決まっていなくても、質問によって少しずつ仕事の形が見えるなら、次を考えられます。

それでも見えないなら、進まない。

その判断も、仕事を続けるための選択です。

次に仕事内容がぼんやりした案件を見つけたら、

この仕事を、自分の言葉で説明できるだろうか

と一度考えてみる。

私には、それが応募ボタンを押すより先でした。


あわせて読みたい:

今回の記事では、仕事内容がぼんやりした案件で不安になるのは、慎重すぎるからではなく、作業量や必要時間、完了条件を判断する土台がないためかもしれないことについて書きました。

仕事内容が見えるようになると、次に出てくるのは、

「仕事の形は分かった。でも、この条件なら自分の生活へ入れられる?」

という迷いです。

作業そのものはできそう。
でも、納期が短い。

仕事内容は明確。
でも、連絡や修正まで含めると少し重い。

実績づくりにはよさそう。
でも、この報酬で継続するかは迷う。

そんなときは、仕事内容だけでは結論が出ません。

有料記事では、単価、仕事量、納期、連絡、修正、今の生活条件が重なったときに、自分の生活へ戻りながら、受けるのか、試すのか、条件を相談するのか、保留するのか、見送るのかを考える流れをまとめています。

「仕事内容は分かった。でも、自分の場合は受ける?見送る?」で止まったときに使うための記事です。


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