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【My_Stage】Summer wish_凪いだ空にかかる虹の放物線


はじめに

今回はMy_Stageの「Summer wish」を書きます。
My_Stageの曲の解釈noteを書くのは初めて。My_Stageは私の好きなRei Kisekiさん作詞の曲が多く、TIFメインステージ争奪LIVEで見てから注目しています。


【楽曲】

楽曲紹介動画はダンス動画。My_Stageといえばりりりさん筆頭としたダンスも魅力的なグループです。
こちらについては前にnoteを書いたことがあるので、良ければ見てください。


【歌詞】


「Summer wish」はどんな曲?

「君を勇気づけるために奮闘する、二人の夏の物語」としました。夏らしい風景、僕と君の心情が読み取れる歌詞、具体的な情景、比喩表現など、それらが綺麗にまとまっており、一つの夏の物語を見ているようです。


3つのポイント!


“凪いだ空”の描写
運命を変える花火大会
一回目と二回目の“どうかしてるね”の違い



歌詞解釈

ここからは実際の歌詞を見ていきます。

君が飲み干した微炭酸
僕は言葉を飲んだ
過ぎてく(時間を)悟った
快晴の下
変わんない瞳がやけに切なかったから
らしくもない約束を
夏のせいにして

https://linkco.re/tpcQHrmN/songs/3236391/lyrics?lang=ja

“君が飲み干した微炭酸”
“僕は言葉を飲んだ”
これは後半の歌詞の、“君が飲み干した夢”と“僕が飲み込んだ恋”が関連しています。
“飲み干した微炭酸”は、「君は夢を叶える自信を失くしてしまった。」と解釈しました。“微炭酸”は刺激を失っている状態です。
主人公の僕については“言葉を飲んだ”という表現になっており、まだ君への恋心は失っていないことがわかります。
“過ぎてく(時間を)悟った”
時間は有限であることを悟り、この夏に何かアクションを早く起こさなきゃ!といった僕の気持ちを感じます。
“瞳がやけに切なかったから らしくもない約束を
夏のせいにして”
快晴の夏!なのに君の瞳は切ないままです。ようするに元気がないので、僕が「夏の思い出を一緒に作ろう!」的な約束をしたと解釈します。


Summer wish 僕らは一緒なら
どこまでも飛べるんだ
走り続けた
あの夏の君を連れて

https://linkco.re/tpcQHrmN/songs/3236391/lyrics?lang=ja

ここは回想や客観的に二人を見たパートと解釈します。僕一人でも君一人でも夏の思い出は作れなかったし、これから二人でなら何だって叶えられる。あの夏がそうだったように⋯。といった解釈をしました。


Summer wish 凪いだ空に
吸い込まれた滴はいつか
この青に架かる
虹の放物線 信じてたい

https://linkco.re/tpcQHrmN/songs/3236391/lyrics?lang=ja

“凪いだ空”
「凪ぐ」は風が吹きやみ、波が穏やかになることです。波風が立っていない、穏やかな空を指します。
“吸い込まれた滴”
“滴”は「涙」や「悲しみ」、「不安」を指すと解釈します。
“この青に架かる虹の放物線 信じてたい”
涙や悲しみは、いずれ“虹の放物線”となる。
“虹の放物線”は希望を指しており、雨が降って虹が見えるように、「悲しみ」や「辛いこと」を乗り越えた先に希望や成功がある。そう信じたい。と解釈しました。
ここの歌詞が曲を通して一番好き!


「どうかしてるね」君が笑った

https://linkco.re/tpcQHrmN/songs/3236391/lyrics?lang=ja

恐らく主人公が、君を元気づけようと空回りしたり、現実的でない夏の計画を君に伝えたりしているのかなと思います。だから君は、呆れ半分、嬉しさ半分で笑っている。


波打ち際消えてった
無邪気な夢の残像
もう一度(描いて)
今度は僕も一緒だ

https://linkco.re/tpcQHrmN/songs/3236391/lyrics?lang=ja

冒頭、飲み干してしまった君の夢についての歌詞です。砂に描いた文字や絵が波で消されてしまうように、君の夢も消えてしまったが、今度は僕が一緒だ!と、僕が君を勇気づけていると解釈します。


古びたバス停
花火大会の知らせ
今ならまだ間に合うだろう
ねぇそうだろう?

https://linkco.re/tpcQHrmN/songs/3236391/lyrics?lang=ja

ここで物語は花火大会という転機を迎えます。
ここから最後まで小説風に解釈を書いてみました。やや拡大解釈気味ですが、感じたままに書きます。

僕は自転車を押して、君は歩いて帰り道を歩いていた。帰り道の途中には、誰が利用しているかもわからない古びたバス停がある。バス停には掲示板があり、僕は思わず立ち止まった。どうやら花火大会があるらしい。近くに寄って詳しくチラシを見てみると、打ち上げまであと30分。しかしバスの時刻表を確認すると、次のバスの時間まで1時間もある。
僕は思った。今から自転車で君を乗せてかっ飛ばせば、間に合うだろうかと。
一瞬迷った後、僕は君との夏の約束を思い出した。

「乗って!花火を見に行こう!」

僕は君を自転車の後ろに乗せた。


Summer wish 追い越す 蝉の声
全力で風切って
振り返るのはまだまだ先の未来で

https://linkco.re/tpcQHrmN/songs/3236391/lyrics?lang=ja

君を自転車の後ろに乗せて、僕は猛スピードでペダルを漕いだ。蝉の声が遅れて聞こえるぐらい全力で。とにかく夢中だった。


Summer wish 君を乗せて
見えた地平線の向こうへ
おかえり、君はもうひとりじゃないよ
ずっとずっと
どうか青空 続きますように

https://linkco.re/tpcQHrmN/songs/3236391/lyrics?lang=ja

私は自転車から振り落とされないよう、暫くは前も見えないほど必死に君にしがみついていた。会場に近づいたのか、徐々に自転車のスピードが緩んでいく。どうやら花火大会の会場に着いたらしい。顔を突っ伏して、君の大きい背中に顔を埋めていた私はようやく前を見ることができた。見えた景色は⋯。夕焼けが夜に染まろうとしてる、地平線の美しい景色だった。その瞬間、もやもやしていた気持ちが晴れたような気がした。

「おかえり、君はもうひとりじゃないよ」

過去の私がそう話しかけてきたように思えた。いや違う、あれは君が私に言ってくれた言葉だったのだろうか?


予定通り花火は飛んだ
ざわめく海岸
夜空のサマーパレード

https://linkco.re/tpcQHrmN/songs/3236391/lyrics?lang=ja

「間に合った!」
僕は花火大会に間に合ったことに安堵した。賑わいの中、花火はどんどん打ち上がっていく。それはまるで、君と僕のこれからの未来を祝福してくれるように思えた。


君が飲み干した夢
僕が飲み込んだ恋
焼き付いた導火線

https://linkco.re/tpcQHrmN/songs/3236391/lyrics?lang=ja

君は夢を見失い、僕は君への思いを封印した。どんどん打ちあがるパレードのような花火を見て、運命が変わりはじめたような気がした。


この手ずっと
離さない 離さない
どんな明日が来ても
振り返るのはまだまだ先の未来で

https://linkco.re/tpcQHrmN/songs/3236391/lyrics?lang=ja

僕は思わず君の手を握った。いや、そのタイミングは君と同じだったかもしれない。

「絶対にこの手を離さない」

今は未来のことは考えず、ただ、この瞬間を大切にしたい。


Summer wish 僕らは一緒なら
どこまでも飛べるんだ
走り続けた
あの夏の君を連れて
Summer wish 凪いだ空に
吸い込まれた滴はいつか
この青に架かる
虹の放物線
信じてたい

https://linkco.re/tpcQHrmN/songs/3236391/lyrics?lang=ja

二人一緒なら、どんなことでも叶えられる。雨が降った後に虹がかかることがあるように、どんな辛いことや悲しいことがあっても乗り越えられる。
そう信じている。


「どうかしてるね」
君がくしゃくしゃに笑う
どうか青空 続きますように

https://linkco.re/tpcQHrmN/songs/3236391/lyrics?lang=ja

花火が終わった後。君はこういった。

「この夏は、どうかしてるね」

その時の笑顔は、心の底からの僕に向けられた笑顔に思えた。


おわりに

「Summer wish」はTIFメインステージ争奪LIVEの決勝のトリで歌われ、更に決勝後の最初のライブの最初の曲でもあるため、My_Stageの一章がTIFだとすると、一章の終わりと二章の始まりが「Summer wish」ということになります!My_Stageには絶対正義曲の“Dramatic Stage”というこれもRei Kisekiさん作詞の素晴らしい曲があるのですが、それを決勝の最後に使わなかったことに未だにグッときてます。

最後に先日、公式から投稿されたTIFメインステージ争奪LIVEのドキュメンタリー映像です。
メンバーの性格や舞台の裏側も見れるので、是非見てください!





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