Klebsiella pneumoniae(クレブシエラ・ニューモニエ:肺炎桿菌)とは?
みなさんこんばんは。
極薄のラムしゃぶ🐑美味かったなー!
どーもMittsuです。
今日は勉強になった話を少しだけ紹介します。
タイトルにあるように細菌のKlebsiella pneumoniae(クレブシエラ・ニューモニエ、肺炎桿菌)についての投稿です。
Klebsiella pneumoniae(クラブシエラ・ニューモニエ、肺炎桿菌)とは?
グラム陰性桿菌の一種で、ヒトの腸管に生息し,尿路感染や呼吸器感染の原因菌になることが多いです。
また、日和見感染の原因となることが多い細菌です。
グラム染色についてはこちらの記事をご参考に!

特に免疫が低下している患者において、肺炎、尿路感染症、敗血症などをしばしば引き起こすことがあります。
細菌の特徴1
莢膜を形成して培地上ではムコイド集落を形成するんです!
写真のようにびろーんって伸びるのも特徴です。

培地に増殖した時点でこの粘性の反応があればおそらくKlebsiella pneumoniae(クラブシエラ・ニューモニエ、肺炎桿菌)と判断もつきやすいですよね。
粘調過剰産生株は病原性が高い(高病原性肺炎桿菌(K1,K2株),String Test陽性)ことが知られています。
急速な進行と重症化の可能性があるため、特に基礎疾患を持つ患者では高リスクとなります。
肝膿瘍や肺炎,髄膜炎,眼内炎などになりやすいとされています。
検査の領域ではまだまだ知らないことが多くてびっくりします。
細菌特徴2
クラスA型βラクタマーゼ(ペニシリナーゼ)を産生するため、薬剤感受性試験においてペニシリン系抗菌薬に自然耐性を示します!
代表的なペニシリン系抗菌薬といえばアンピシリン(ビクシリン)がR(耐性)となりますので、是非このような症例がある場合には確認してみましょう!
細菌の特徴3
キノロン系抗菌薬(レボフロキサシン)の耐性化 が増加しています。
感受性もS(感受性あり)であり、処方もしやすい薬ですが、薬剤耐性菌を誘導しやすいようです。
レボフロキサシンはスペクトルも広く、外来等でも処方がしやすい薬ですが、この辺を理解して処方することも大切ですね!
また、ESBL 産生菌 、 AmpC 産生菌となると場合も多くあります。
この場合には、MEPM (メロペネム)が標準的治療となりますので、ご注意ください。
以上、細菌のKlebsiella pneumoniae(クラブシエラ・ニューモニエ、肺炎桿菌)についてでした。
それではおやすMittsu💤
