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ひとつ大人になったね

5歳の息子が初めて映画館で映画を観た。

クレヨンしんちゃんの映画。

100分以上あり初めての映画としては長いほうかも。

パパと2人きりのデート。

ポップコーンとジュースを買い準備万端。
僕自身も久しぶりの映画館でテンションがあがる。
息子もテンションがあがっている。

微笑ましい。

もちろん初めての映画館ということで 事前にマナーを伝える。
①大きな声を出さない
②席は決まっているので移動できない
③トイレにいっても映画は止まらない
④ジュースは少しずつ飲むこと
⑤一回しか観れない

この5つを説明した。

長男は「わかってる」と わかってない人間がよく言う返事をする。

普段から録画したクレヨンしんちゃんを繰り返し観ているので③と⑤は何度も伝えた。

一気に全部は覚えられないのでとりあえずこの5つで我慢した。

そして息子は初めての映画鑑賞に臨んだ。
パパは一波乱あるかなと覚悟を決めて臨んだ。

しかし息子は成し遂げた。


途中一回トイレに行ったが迅速な行動で最小限の時間に留めた。
そしてジュースもきちんとチビチビ飲んでいた。
少し声は出ていたが隣には誰も座っておらずセーフとしよう。

えらい!


初めてでこれだけ映画に集中できるとは。

さすが僕の息子。

インドアの血が色濃く流れているようだ。
これからお出かけの定番となる予感の映画鑑賞。

彼はひとつ武器を手に入れた。

10年後 彼女とデートするスポットを獲得したのだ。

映画を観る習慣とは良いものだ。
「子どものころ〇〇の映画見たよね〜」と話に花が咲くこと間違いなし。

ひとつ大人になったな。

うんうん。
パパは嬉しいよ。

パパも若い頃はよく映画館デートをしたもんだ。

映画館デートはいいぞ。

約2時間会話しなくても一緒にいられる。
視聴後は映画の話題で話す内容に困らない。
金額も割とリーズナブル。
レイトショーで夜遅くまで一緒にいられる。
ふたりの距離も近い。
チラっと横を見るとスクリーンを真剣に観る横顔にドキドキする。


え?
キモイ?

親子の微笑ましいエッセイかと思ってたのにって?

フフフ。

あまい。


映画デートに誘うヤツは会話が苦手な奥手タイプだよ と警告するためのエッセイだったのだ。

もし僕のエッセイをうら若き学生さんが見ているとしたらと想像すると この警告を伝えないわけにはいかないと思った次第だ。

ふぅ。

ひとつ大人になったね。


でも 別にそれは悪いことじゃない。

相手のタイプを見極めることが大事なんだ。

その一助となれば幸いだ。

ん?

おっさんになってからの映画館デートはどうなんだって?
それは純粋な映画フリークだろう。

よこしまな考えで映画館デートをしている内にいつのまにか映画がスキになり映画フリークと化すのだ。

すなわち。

映画好きは総じてムッツリスケベということだ。


異論は認めない。

異論を唱える人は自分がムッツリスケベだと公言している様なモノと心得よ。

あ、僕はしっかり映画フリークなのでガッツリムッツリスケベです。

以後お見知りおきを。

ではまた。

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