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現代の魔法は未来の違法

ふと立ち寄ったコンビニで懐かしい本と再会した。

その本は活字が苦手だった小学生時代の救世主。
図書館で堂々と読んでも何も言われないその漫画。
今では図書館から消えたと噂を耳にする。

そう「はだしのゲン」だ。


戦後の混乱を描いた小学生が読むには ちと重い漫画。

ぎぎぎ…」や「ぐぐぐ…」という擬音が特徴的であり、絵柄も独特な漫画。

最近のコンビニは立ち読みができないので 中を見ることなかったが当時の記憶が蘇る。

作中にはヒロポンというアイテムが登場する。

いわゆる覚醒剤だ。

戦争中に兵士の士気が落ちないように使用していたが、戦後 大量に余り薬局などで販売されていた時期もあったらしい。

そしてヒロポン中毒へ。

当時は魔法の薬だったのだ。

今でこそ禁止されている薬品だが、今使われている薬品も将来は禁止されているかもしれない。

現代の魔法の薬といえば「ロキソニン」だろう。

どんな痛みも立ちどころに和らげる魔法の薬。

これが合法?
にわかには信じられない。

戦後のヒロポンもこんな感じだったんだろう。

戦後の混乱が続くなか 不安を和らげる魔法の薬ヒロポン


今、ロキソニンを危ない薬と勘ぐっている人は少ないだろう。

でも30年後には「ねぇ知ってる?昔はロキソニンが薬局で普通に買えたらしいよ」ってまことしやかに囁かれているかも。

そして僕は言うんだ「あの時代は良かった。痛みなんてロキソニンが全て解決してくれていた。誰も危ないなんて思っていなかったよ」と。

お酒やタバコも同じ部類だろう。

タバコの逸話はよく聞く。
昔はどこでもタバコが吸えた。吸ってるのが普通だったのに」とおっしゃる。

ならば。

今 楽しむ方がお得なのか?

僕はロキソニンは嗜む程度で お酒もタバコもやらない。

ても禁止される前にやらなくていいのか?

はい。
やらなくて正解ですね。
禁止されるようなモンには はなから近づかないのが鉄則。

触らぬ神に祟りなし。
君子危うきに近寄らずともいう。

今、お酒に溺れ タバコを吸う場所を常に探し 少しでも痛めばロキソニンという人はきっとヒロポンにも手を出していた可能性が高い。

現代でよかった。

まだ「はだしのゲン」を読んだことがない人は読んで自分を戒めるのも有意義かもしれない。

あ、「アゴなしゲン」というギャグ漫画もあるので間違えないようにね。

おすすめは「アゴなしゲン」だけどね。

とにかく。

今の当たり前を疑うというのは良い暇つぶしになる。

ネットも規制されるかもしれない。
ガソリン車も規制されるかもしれない。
海外旅行も規制されるかもしれない。
漫画の表現も規制されるかもしれない。
親子の在り方も規制されるかもしれない。

そんな今の感覚ならディストピアのような未来。

でも現代も過去からみたら立派にディストピアなのかもしれない。

僕からしたら自由気ままにnoteに好き勝手書ける今の環境はユートピアでしかないけどね。

自分で選んだユートピアnoteで僕はのんびりと暮らす。

もしnoteでエッセイが規制されてしまったなら。
そして目の前にヒロポン魔法の薬があったなら。

僕は使ってしまうかもしれないな。


ぎぎぎ…。

ではまた。

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