累積するアイデアたちとお馬鹿な僕 【エッセイ】
日々の思いつきをメモとして残している。
運転中、仕事中、家事中などなど。
あーこういう設定のショートショートいいな〜
とか
あーこれはエッセイに書けるなぁ〜
とか。
でも人間の脳みそはとんでもなく忘れっぽい。
特に僕の脳みそはそれはそれは恐ろしい程、忘れっぽい。
ぽーんと閃いたエッセイやショートショートのアイデアはメモをしないとすぐに忘却の彼方へ飛んで行ってしまう。
閃いた瞬間「これはすごい閃きだ」「絶対に忘れるわけない」って思う。
そして面倒だから後でメモに残そうと目の前のタスクをこなす。
そして数分もしない内に忘れてしまう。
え?
その程度のしょうもない閃きだったんだろうって?
チッチッチ。
甘いな。
常識を根底から覆す程の閃きが、僕の脳内では日常的に沸き起こっているのだ。
え?
でも覚えていないと意味がない証拠をみせろって?
まぁそうだね。
だから僕はアイデアをすぐにスマホのメモに残す必要性を再認識した。
なんて賢いんだ。
こうして国宝級のアイデアたちは保存されるようになった。
どんどんと蓄積されていくアイデアたち。
しかし、記事にする時間がない為 どんどん累積していく。
そして月日が経ち…
久々に過去の自分と向き合うべく、メモアプリを遡って見てみる僕。
そこには昔の僕の国宝級の思考が保存されている…はずだった。
しかし、そのメモを見てもどんなアイデア、構想だったのか思い出せない。
いったいどんな着地点を見越してのアイデアだったのか。
過去の僕に聞いてみたい。
そして教えてあげたい。
君の残したメモはアイデアの骸と化してしまった、と。
はっはっはっは。
僕はお馬鹿さんなのかな。
メモを残しても解読できないお馬鹿さん。
解読を必要とするメモの残し方をしたお馬鹿さん。
それを恥ずかしげもなく記事にするお馬鹿さん。
え?
被害者ぶるんじゃないって?
たしかに被害者は僕の国宝級アイデアを見る機会を奪われた皆さんだね。
誠に申し訳がない。
でもここでへこたれる僕ではない。
この失敗を誠実に反省し、同じ失敗を繰り返さないクールで爽やかな男なのだ。
さて そんな爽やかな僕の再発防止案は
「わかりやすいメモを残す」
である。
はい、拍手!
いやぁ問題点をカバーした素晴らしい再発防止案だ。
メモを残した理由
構想
着地点
この3点をメモの中に盛り込めば、時間が経ってから見返してもきっと当時の自分の思考をトレースできるはずだ。
うんうん。
そうに違いない。
僕に不可能はない。
完璧な作戦だ。
ムフフ。
