勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし(第27回JFL第8節・Honda FC対ラインメール青森FCについて。そして5月4戦の雑感)
5月。ここまで2勝2敗
今回は記事の鮮度が遅くなり過ぎたこともあり、5月総体での感想も交えつつ、観戦記を仕上げたく思います。あしからず。
ついに、負けました。ええ。試合をする以上は、勝ち続けられることなんてそうそうありません。よっぽどの実力差があるのならともかくですが、勝負は時の運です。どんなに攻めても勝てないことはありますし、どんなに攻められていても1回のシュートが突破口となることは多々あります。そんな思いを味わった5月であり、先のラインメール青森戦でした。
勝負とは、残酷なものです。たとえ後1センチに迫っていようが、たとえ喰らったゴールがオウンゴールだろうが、取った点が少なければ負けは負けです。3点取ろうが4点取ろうが、それ以上の点を取られたら負けなのです。
そういう意味では、岳南Fモスペリオ戦やアトレチコ鈴鹿戦で受けた失点が、今のHonda FCの力を示す指標だったのかもしれません。すなわち、守備力の不足です。今回表題に示した通り、負けに不思議の負けなどないのです。守備に緩さがある。だから、負けては苦しいところで負けてしまった。そう見るのが、おそらく自然なのです。もっとも、一月近く経ったからこそ、ここまでフラットに見られるのですけど。ええ、ええ。当時はそりゃあ悔しいもんでした。
とにもかくにも、ここまで5月の勝ち星は五分です。そして限りなく私見ですが、31日(土)にホーム都田にて行われるいわてグルージャ盛岡戦が、分水嶺になる気がいたします。
相手は元J3。開幕ではなく、ある程度場が整ってきた第10節。そして今、Honda FCは13番岡﨑選手、9番児玉選手と、貴重極まりない攻撃の手札2枚を欠いています。ここで踏ん張れなければ、そのままズルッと行ってしまうかもしれません。そのくらいの危機感を持って、試合に挑んで頂きたい。そんな風に、思っています。
話を戻して
少し思考が未来に飛躍し過ぎましたので、一旦5/3当時に話を戻します。筆者はこの日も、バックスタンドへ足を運びました。ただ、諸般都合で試合開始に間に合わず、到着した折には既に0-1となっていました。
しかし、それでもHonda FCは前半から攻めていました。点が取れそうな気配もしておりました。ですが、今季この試合までPKによる1失点のみだったラインメール青森の守備は、あまりにも固いものでした。
4年連続得点中とかいう、フィールドに出しても遜色なさそうなゴールキーパー・廣末陸選手を中心に、Honda FCの攻めを凌ぎ切ってしまいました。いや、先に点を取られた以上は、こうなってしまう可能性は重々にあったのでしょうけど。さしもの私も意気消沈してしまいました。
それでも、終盤盛り上がれるのは良いことなんですけどね……。できることなら最初から最後までチョコたっぷりに盛り上がりたいものです。
勝てずとも、興奮はする。
ちなみに、今回もまたまたバックスタンドから試合を見届けました。とはいえ、今回は応援団ではなく、近くから声を出すと言った体でした。どうにも距離感というものが難しい。そう感じております。
遅刻してなお静岡県バーベキュー協会様のハンバーガーを購入し、まずは応援の前に頬張ります。チーズinだとしても、やはり美味い。バーガーにも色々とあるものですが、最近はMのマークのアイツには戻れなくなってまいりました。まあ、身体作りもやっているので、いい傾向ですね(そもそもバーガーを食うな? わかります)。
そしてHonda FCは、後半、特に終盤にかけて攻め立てました。何度もゴールに迫りました。あと数センチ、いや、1センチぐらいか、と思うシーンも有りました。でも届かなかった。それが現実です。天皇杯でまさかの憂き目にあった福井ユナイテッドFC戦も含めまして、今のHonda FCは、攻撃が後一歩足りない。その現実を、認めなければならないのでしょう。故に、「負けに不思議の負け無し」なのです。
試合の流れ〜負けを、負けのままで終わらせぬために〜
えー。先程も説明した通り、Honda FCは敗れました。あと、今回からはスタメンとかは省いてハイライトだけにしようかと思います。簡略化と言いますか、これに色々と詰まっていますので。
まあ、なんと言いますか。正直に言うとラインメール青森を褒めるしかない、というような試合だったというのが、率直な感想です。この記事を書いてる時点で、横浜F・マリノスすら無失点で粉砕してるんですから、その守備は本物であるとしか言いようがないでしょう。ましてや、この時点でのHonda FCの攻撃陣は、ケガ人が出る前だったのですから。それを凌げてる時点で本物なのです(むしろどうやって2点も取ったんですかFCマルヤス岡崎さん……)。
結局のところ、負けというものはどうしても重くのしかかります。どんなに己を奮い立たせても、帰りの足取りが重くなってしまいます。それはこちらがファンであるからです。けど、おそらく選手はもっと足取りが重いのかもしれません。責任や後悔、反省がつきまとっているのかもしれません。そう考えると、ファンには負けてブチ切れる権利はない。ついついそんなことを思ってしまいます。
ともかく、負けを負けのままで終わらせてはいけないと、筆者は思います。一ヶ月以上が経過してるのにこの文を書いている人間が言えた話ではありませんが、人間は負け癖が染み付くと大変なことになります。なにを隠そう、筆者自身もそうでした。そして何より。筆者はHonda FCに「勝ち癖を持ったチームであってほしい」と考えています。それを実現させるためには、負けの原因を分析し、徹底的に潰す。それしかないと思います。
今回敗れたのはなんだったのか。その後もホームで低調が続く理由はなんなのか。それらを今一度分析し、練習で潰す。筆者は専門家ではないので原因までははっきりわかりませんが、その一点こそが、今のHonda FCには必要なのだと思います。
もしかしたら、「きれいにやろう」とし過ぎているのかもしれない。もしかしたら、「良いところを見せてやろう」と、色々強張っているのかもしれない。作戦に、縛られ過ぎているのかもしれないそれらを潰す。Honda FCならば、それがきっと、できるはずなのです。俺達の信じているHonda FCは、こんなものじゃない。そう信じているからこそ、筆者は不満でも筆を置かない。そして『勝って奢らず、負けてブチギレず』を遂行していきたい。そう考えて、今も観戦記を認めています。
やってくれ、Honda FC!

