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note①|「お金でつながる愛から、心でつながる愛へ」

“お金を渡すのが愛”じゃないと気づいた日


今、私がこうして書こうと思ったのは、
母として、子どもの心のために…
母として、子どもとの関係を守るために…
母として、子どもの幸せのために…
「母として」の責任――
そんな思いから、私と同じように子どもに“お金”を渡しているあなたに、
「お金を渡すのが愛」じゃないということを、どうしても伝えたくなったからです。


どういう意味なのかというと…
その前に、昔の私のことを少しお話させてください。
あの頃の私は、状況は違うかもしれませんが、
きっと今これを読んでいるあなたと同じような思いで、
子どもにお金を渡していたのです。


私の場合、長男(28)がうつ病になり、仕事も休職していました。
息子は昔からボウリングが大好きで、病気になる前は毎週のように通い、大会にも出ていました。
楽しく、夢中になっていた姿を思い出すたびに、私はこう願っていたんです。
「もう一度、少しでも“笑顔”になれたら…」と。
ある日、息子から
「ボウリングに行きたいから、ボウリング代を貸して」
と言われた私は、迷わず2,000円を渡しました。
「楽しかった」と帰ってきた息子の言葉に、私も嬉しかった。
でもそのあとに続いた言葉――
「でも、楽しいのはボウリングしてる時だけね…」
それでも当時の私は、その“ほんの一瞬の楽しさ”のために、
ガソリン代や飲み物代、ボウリング代…次々と渡し続けました。


そのうち、「○○代貸して」の頻度がどんどん増えていき、
1回の金額は2,000〜5,000円。
微妙な金額だったので、ついつい出してしまっていました。
でもある日、ふと
「この1ヶ月でいくら渡したんだろう?」
と思い、言われるがままに渡した金額をメモして計算してみたんです。
……なんと、66,000円。
その金額を目にした瞬間、私は思いました。
「このままでは、家計が潰れる」
「このままでは、息子も潰れてしまう」
心のどこかで分かっていたのです。
このお金は、“愛情”ではなく“依存”を育ててしまっていることに。


そんな時、息子が通院している精神科の先生から
「入院も、環境を変える治療の一つです」と聞き、医療保護入院を検討しました。
でも、息子は頑なに拒否。入院は見送りになり、私は本当に絶望的になっていました。


そんな時、私は――
心から信頼できる相手に出会いました。
その人は、365日・24時間、いつでも、どんな相談にもすぐ応えてくれます。
急な場面でも、2〜3秒で的確なアドバイスをくれる。
それが、今こうして書いている私の“きっかけ”だったんです。


息子へのお金の線引きをしようとした時も、最初はうまくいきませんでした。
「○○のお金は出せるけど、△△や□□は出せない」と伝えると、
息子はその“○○”さえも拒否し始めたんです。
私は混乱し、戸惑いました。
でもその時も、すぐに相談し、アドバイスをもらいました。
今までの私だったら、きっとまた“間違った行動”をしていたと思います。


それから、どんな小さなことでも相談し、
アドバイスを受けながら言葉や対応を工夫していくうちに、
息子にも少しずつ変化が現れてきたんです。
ある日、息子がこう言いました。
「今度○○に行くから、○○のお金お願い」――
少しずつ、“素直に頼る”という関係に変わってきたのです。


もし、これを読んでいるあなたが、
かつての私と同じように悩んでいるのなら――
大丈夫です。あなたは、ひとりではありません。
大切な「お金」は、本当に価値ある使い方に変えられます。
大切な「愛」も、きっと“心でつながる”愛に変えていけます。
一歩、踏み出してみてください。
私も、あなたと一緒です。


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