行っとく?選挙~決戦は日曜日
「関東平野部でも雪が降る」という天気予報通り、朝から寒い1日です。
そんな寒い日ですが、期日前投票に行ってきました。
投票所のある役所に行くと、まだ午前中だというのに、ものすごい行列でした。
「ドラクエ3の発売日だってこんなに並んでなかったのに」と、行列の基準を常にドラクエで考える私も、びっくりする光景でした。
最後尾に並んで投票を済ませるまでに45分ほど待たされました。
家に帰り、DAZNで浦和レッズ戦を観戦。
「気分が良いまま、楽しい映画でも…」と思って、選んだのはこの映画。
決戦は日曜日
<あらすじ>
とある地方都市。
谷村勉はこの地に強い地盤を持ち当選を続ける衆議院議員・川島昌平の私設秘書。秘書として経験も積み中堅となり、仕事に特別熱い思いはないが暮らしていくには満足な仕事と思っていた。
ところがある日、川島が病に倒れてしまう。そんなタイミングで衆議院が解散。後継候補として白羽の矢が立ったのは、川島の娘・有美。
谷村は有美の補佐役として業務にあたることになったが、自由奔放、世間知らず、だけど謎の熱意だけはある有美に振り回される日々…。
でもまあ、父・川島の地盤は盤石。
よほどのことがない限り当選は確実…だったのだが、政界に蔓延る古くからの慣習に納得できない有美はある行動を起こす――それは選挙に落ちること!
前代未聞の選挙戦の行方は?
<キャスト>
窪田正孝/宮沢りえ/赤楚衛二/内田慈/小市慢太郎/音尾琢真
<スタッフ>
■監督・脚本:坂下雄一郎
■音楽:渡邊崇
■撮影:月永雄太
■照明:藤井勇
キャスティングが良い
能天気で世間知らずの二世候補・川島有美(宮沢りえ)の、なぜだか強気で自信満々の有美の言動は面白かった。
特に前半1時間は、ケラケラ笑いながら観ていました。
例えば、有権者とのこんなやりとりがありました。
「なるほど。わかります。
つまり、『お年寄りが用水路に落ちそうで危ない』と。
……わかります。
私はこう思うんです。お年寄りが用水路に落ちたら危ないですよね?
ということは、お年寄りが落ちた用水路は、危ない用水路ということになるんです。
……そうですよね?」
この、有権者の訴えに対して、答えているようで答えていない。自分の意見を言っているようで、言っていない。
これを自信満々に身振り手振りを交えて、平然と言う有美の姿がコメディとして最高でした。
また、秘書の谷村(窪田正孝)は、そんな有美に振り回されているようでいて、手のひらの上で回している。実は怖い一面もあったり。
選挙事務所のスタッフも、後援会や地方議員の人たちも、とにかく俳優さん達の演技が自然で「なんか、見たことあるぞ。こんな政治家いるぞ」と思わせてくれました。
選挙の裏をリアル?に描く
後援会を動員して演説会場を埋めたり、候補者調整のカラクリを赤裸々に描いたり、雨の日に水溜まりを避けるために秘書が議員をおんぶするシーンでは、「そういえば、東日本大震災の時にそんなことがあった」と、思い出させてくれました。
私がかつて地方議員の選挙事務所に行った時に感じた「なんか、変だな。ズレてんだよな」という感覚がよみがえるシーンもあったりしました。
だけど、笑っていていいのか?
選挙の裏側や政治の世界をリアルに描いていると感じれば、感じるほど、「これを見て笑っていていいのか?」という感覚になってきます。
総選挙前日に見る映画としては、なかなか良かったです。
有美が屋上で叫んだこのメッセージこそ、この映画が伝えたかったことなんだろうと思います。
日本の政治は終わっている。誰も興味が無い。
それはなぜかわかりますか?
それは、私たちなんです。私たちなんですよ!理由は。
『これが普通だから』『今までこうやって来たから』
そうやって何も考えずにやって来た結果が今の日本の状況なんです。
誰も魅力を感じない。
若者も政治に期待しない。
ただただ景気は停滞していく一方。
『日本はすごい』とむなしく言い続けているこの状況。
それを変えるには、他人事ではなく、『自分たちの事なんだ』と、国民に自覚してもらうんです。
それにはまず、私たちから変わらなきゃいけないんですよ!
最後に宣伝
自宅での映画鑑賞にはコンパクトで手軽に使いやすい『Anker Nebula Capsule 3』がおすすめです。
テレビの大画面で観てももちろん楽しい。だけど、部屋を暗くして、プロジェクターで楽しむことで、より映画への没入感が高まりますよ。
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