心拍確認前日に出血~切迫流産と診断された日に見た小さな命
陽性判定をいただいてからも、
不安は消えませんでした。
むしろ、ここからが本当のスタート。
胎嚢確認、心拍確認と、
ひとつひとつの壁を
越えていかなければなりません。
「ちゃんと育ってくれているかな」
そんなことばかり考えていた時期でした。
○BT17(推定5w1d)胎嚢確認
診察の日。
無事に胎嚢を確認することができました。
画面の中に映る小さな黒い袋。
まだ赤ちゃんの姿は見えないけれど、
「本当にお腹の中に来てくれたんだ」
そう思えた瞬間でした。
ただ、この頃はこれといった体調の変化もなく、
胸の張りもそこまで強くない。
つわりもない。
「本当に妊娠しているのかな…」
そんな不安が日に日に大きくなっていました。
○初めて見た“逆転現象”
不安に負けてしまい、
BT15で妊娠検査薬を使用。
すると――
逆転現象を見ることができました♡
確認線より判定線の方が濃くなる、あの現象です。
初めて見る逆転現象に感動している私。
その隣で夫は、「まだやってるの?」と苦笑い
いやいや、不安なんだよ〜!!
妊娠が分かったら終わりじゃなくて、
次から次へと心配事が出てくるんだよ〜!!
と心の中で叫んでいました。
○心拍確認の日に起きたこと
BT24(推定6w1d)
この日は心拍確認の日でした。
本来なら楽しみなはずの診察。
でも前日の夜、
少量の出血と小さな血の塊がでました。
その瞬間、
頭に浮かんだのはひとつだけ。
「流産」
でした。
○「まだ分からないでしょ!」
実はその2日前から、
なんとなく下腹部に違和感がありました。
診察当日の朝には、
生理痛のような鈍い痛みも続いていて。
職場の先輩ママさんに相談すると、
「妊娠初期はお腹が痛くなることもあるよ」
と言われ、
そういうものなのかなと思っていました。
でも出血を見た瞬間、
一気に不安が押し寄せました。
泣きながら夫に話すと、
夫は
「まだ分からないでしょ」
「診てもらうまでは諦めちゃダメだよ」と。
その言葉を聞いて、
私は結果も出ていないのに、
勝手に最悪の未来を
決めつけていたことに気付きました。
○不安な夜
出血は続いていましたが、
1時間ほどすると鮮血から茶褐色に変化。
少しだけ気持ちが落ち着き、
「きっと大丈夫」
そう自分に言い聞かせながら眠ることにしました。
こういう日に限って眠れないかと思いきや、
驚くほどぐっすり。
不妊治療を通して、
少しはメンタルも鍛えられたのかもしれません。
○初めて見た小さな心臓
翌朝、診察の結果、
無事に心拍を確認することができました。
さらに、
小さな小さな赤ちゃんの姿も。
大きさは4.3mm。
まだ本当に小さくて、
「こんなに小さいんだ」
と驚くほどでした。
それでも、
画面の中では確かに心臓が動いていました。
ピコピコ、ピコピコ。
一生懸命生きている姿に、
思わず涙が出そうになりました。
○切迫流産の診断
ただ、喜びだけでは終わりませんでした。
同時に、
「切迫流産」
と診断されました。
子宮内の出血量は多くないものの、
痛みと出血が落ち着くまでは安静にすること。
重い物は持たないこと。
そう指示を受けました。
念のため黄体ホルモンの注射も受けて帰宅。
心拍を確認できた安心感と、
切迫流産という言葉への不安。
嬉しいのか、不安なのか、
自分でもよく分からない気持ちでした。
○今は信じるしかない
不妊治療をしていた頃は、
「陽性判定が出たら安心できる」
そう思っていました。
でも実際は違いました。
胎嚢確認。
心拍確認。
妊娠が分かってからも、
次々に新しい不安がやってきます。
それでも、
4.3mmの小さな赤ちゃんは、
確かにそこで頑張ってくれていました。
だから私も信じたい。
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ここまで読んでくださり、
ありがとうございました。
このnoteでは、
私の不妊治療の経験を
そのときの気持ちと一緒に記録しています。
同じように悩んでいる方の
少しでも参考になったり
心が軽くなるきっかけになれば嬉しいです。
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