味噌汁奉行|トルコの長ネギ
知り合いの農家から、
長ネギをどっさりいただいた。
夫は大喜びしているが、
とても味噌汁で使いきれる量ではない。
どうやって食べようかと
考えていると、
書庫をごそごそ探していた夫が
「いいのがあったよ」
と、一冊の本を持ってきた。
「家庭で作れるトルコ料理」
萩野恭子著 河出書房新社
なにゆえ、トルコ?
意味が分からないまま
ページを繰っていると
なんと、長ネギを使った
料理があった。
「ゼイティンヤール・プラサ」
プラサ(長ネギ)と人参を
オリーブオイルでいためて
少量の米と一緒に煮こんだ料理。
トルコの、おふくろの味らしい。
味付けは、トマトピューレ、
レモン、砂糖のみ。
味の想像がつかないが・・
とりあえず作ってみることにした。
野菜の甘さを含んだ米が
とろりとした食感で
思いがけない美味しさだった。
「米がこんな味になるんだ」
夫も感心している。
本来は冬の寒い時期に
作る料理らしい。
家族に滋養のあるものを
食べさせたいという
母の思いは万国共通だ。
