「普通に生きてるだけなのに、なんでこんなに苦しいんだろう」📔第1話
― ワーママの愚痴から始める生活構造の話 ―
「普通の家庭」って、こんなに報われなかったっけ
もう正直に言う
ずっと不満がある。
でも、それを口に出すと「感じ悪い人」になるから黙ってる。
生活が破綻しているわけじゃない。
最低限は回ってる。
だから余計に、
苦しいって言いづらい。
なんで私ばっかり、ずっと我慢してるんだろう

朝から晩まで動いてる。
仕事して
子どもの準備して
連絡帳読んで
洗濯回して
献立考えて
寝かしつけして
誰かに評価されるわけでもない。
給料が一気に増えるわけでもない。
それでもやる。
やらないと、生活が崩れるから。
サボる余地がない人生って、
地味にしんどい。
「普通に暮らせてるんだからいいじゃん」という呪い
この言葉、何度飲み込んだか分からない。
普通って何?
誰基準?
家賃を払って
食べさせて
学校に行かせて
はい、終了。
それ以上つらいって言うと、
贅沢だの甘えだの言われる。
でもその「普通」を維持するために、
心がすり減って
体が常に重くて
未来の余裕が削られてる
そのコストは、
誰も見ていない。
贅沢してないのに、ずっと足りない
ブランド物は買ってない。
美容院も我慢してる。
服は何年も前のやつ。
それなのに、
教育費が怖い
老後が見えない
ちょっとした出費で詰みそうになる
節約が足りないんじゃない。
生きるだけで精一杯な設計なだけ。
ワーママは、どこでも雑に扱われる
会社では、
子どもいるんだよね
急に休まれると困るんだけど
家庭では、
働いてるんだから仕方ない
ちゃんと回せてないのは自己管理でしょ
社会からは、
選んだ道なんだから文句言うな
逃げ場がない。
制度の話をされるたび、正直ムカつく

支援制度がありますよ
調べました?
調べる時間、どこ。
役所に行く体力、どこ。
書類読む気力、どこ。
助けがあることを
使える人しか助けられない仕組み。
これ、甘えの話じゃない。
ただの欠陥。
余裕がないと、人は醜くなる
これも、言っておく。
余裕がないと、
子どもに強く当たる
夫に冷たくなる
他人の幸せに苛つく
そのあと、自己嫌悪。
私、性格悪くなったな
母親向いてないのかも
違う。
疲れてるだけ。
それでも最後に突きつけられる「自己責任」
働くと決めたのは自分。
子どもを産んだのも自分。
今の生活を選んだのも自分。
分かってる。
でも、じゃあ聞かせてほしい。
他にどんな選択肢があった?
生活できる賃金
子育てと両立できる働き方
壊れずに済む余裕
この三つを同時に満たす道、
最初からほとんど用意されてない。
ここで、ちゃんと回収する

ここまで愚痴ったけど、
これは不満を吐き散らすための記事じゃない。
ここまで苦しいのに、
私たちはまだ踏ん張れている。
それは、私たちが弱いからじゃない。
努力が足りないからでもない。
構造がギリギリ崩れていないだけ。
このシリーズでやること
この連載は、
私が悪い
私の努力不足
私の選択ミス
そうやって
自分を殴る思考から降りるためのもの。
次回は、
「頑張っても報われないのは、努力が足りないからじゃない」
今日ここまでの愚痴を、
ちゃんとほどいていく。
文句を言うためじゃない。
これ以上、壊れないために。
