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「普通に生きてるだけなのに、なんでこんなに苦しいんだろう」📔第5話

― ワーママの愚痴から始める生活構造の話 ―

親が壊れると、家庭は音もなく壊れていく

壊れるって、もっと派手なものだと思ってた

怒鳴るとか。
泣き叫ぶとか。
何か決定的な出来事が起きるとか。

でも、違った。

壊れるときって、
驚くほど静かだった。


私はただ、疲れていただけだった

毎日がしんどくて、
余裕がなくて、
笑顔を作るのが面倒になった。

それだけ。

怒鳴ってない。
手も出してない。
ちゃんと世話もしてる。

だから、自分では
「まだ大丈夫」だと思ってた。


変わったのは、声のトーン

ある日ふと気づいた。

子どもに話しかける声が、
やたら事務的。

「早くして」
「もう時間ない」
「あとでね」

怒ってはいない。
ただ、冷たい。

それが一番怖かった。


家庭が壊れるとき、事件は起きない

ニュースになるようなことは、何もない。

ただ、

  • 会話が減る

  • 目を合わせなくなる

  • 空気が重くなる

それだけ。

外から見たら、
「普通の家庭」。

中では、
感情が干からびていく。


ワーママは、自分が壊れてることに気づきにくい

理由は簡単。

止まれないから。

仕事がある。
家事がある。
子どもがいる。

自分の不調は、
常に後回し。

「疲れてるだけ」
「みんなこんなもん」

そうやって、
異変を無視し続ける。


子どもは、親の変化に一番早く気づく

これが一番きつい。

子どもは、ちゃんと見てる。

  • 空気を読むようになる

  • 甘えるのを控える

  • 我慢する

親が楽になるように、
無意識で調整してくる。

それを見て、
また自己嫌悪。

完全に悪循環。


誰も「休め」とは言ってくれない

限界に近づくと、
よく言われる。

「無理しないで」
「ほどほどにね」

でも、

  • 仕事は減らない

  • 家事はなくならない

  • 役割は消えない

休める前提が、
そもそも存在しない。


ここで、ちゃんと回収する

家庭が壊れる原因は、
親の性格じゃない。

愛情不足でもない。

回復する時間が、長期間与えられなかっただけ。

それを、

  • 忍耐不足

  • 覚悟不足

  • 親として未熟

にすり替えてきた。

でも本当は、
構造が無理をさせている。


この話を書いた理由

これは、
「気をつけようね」で終わる話じゃない。

もし今、

  • 笑うのがしんどい

  • 子どもに優しくできない

  • 家に帰るのが重い

そう感じているなら、

あなたは壊れているんじゃない。
壊れかけているだけ。

そしてそれは、
一人の責任じゃない。


次回の話

次は、
この壊れかけた状態を加速させる話。

「ちゃんとした親」という幻想が、私たちを追い詰める

なぜ私たちは、
自分で自分の首を絞めてしまうのか。

それを、感情ベースで解体する。


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