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テスト勉強や受験勉強は、社会人になったら本当に役立つのだろうか

学校のテスト勉強や受験勉強は、社会人になったら本当に役立つのだろうか、と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。公式を暗記したり、過去問を繰り返し解いたりする勉強法は、社会に出た途端に必要なくなるように感じられるかもしれません。ですが私は、あの時期に培った経験こそが、今の仕事にしっかりと生きていると感じています。


受験勉強のなかで大切だったのは、正解にたどり着くための「正しい方法」を最初から知っていたわけではない、ということです。参考書を変えてみたり、勉強時間の配分を変えてみたり、朝型に切り替えてみたり、とにかく色々な方法を試しては、うまくいかなければまた別のやり方を試す。そうしたトライアンドエラーを繰り返しながら、自分に合った勉強スタイルを少しずつ見つけていきました。


この経験は、社会人になってから直面する「正解のない問題」に取り組むときに、大きな支えになっています。仕事の場面では、教科書に載っているような決まった答えがあるわけではありません。


状況によって最適な方法は変わりますし、やってみなければわからないことばかりです。そんなときに、受験勉強で身につけた「まずやってみる、うまくいかなければ別の方法を試す」という姿勢が、そのまま役立つのです。


また、受験勉強は忍耐力を鍛える場でもあったと思います。すぐに結果が出ないなかで、コツコツと積み重ねる時間に耐える力。思うように成績が伸びず落ち込むこともありましたが、そこで諦めずに続けたことが、今の自分の土台になっています。


仕事でも、努力してもすぐに成果が見えないことは少なくありません。そんなとき、あの受験期を思い出すと、「今は種をまいている時期なんだ」と前向きに捉えられるようになりました。


大切なのは、テストの点数や合格という結果そのものよりも、そこに至るまでの過程で身につけた「考え方」や「向き合い方」なのだと思います。うまくいかないときにどう対処するか、粘り強く続けられるかどうか。これは、社会人になってからも変わらず問われ続けることです。


学生時代の勉強法を、そのまま仕事に当てはめる必要はありません。ですが、その根底にある試行錯誤や忍耐力は、形を変えて必ず今の自分を支えてくれています。過去の経験を否定せず、うまく活かしていく視点を持つことが、これからの仕事にもきっと役立つはずです。

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