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「大量退職」の裏で支える再任用の現実――文科省が見て見ぬふりをする教員不足の真因

この記事は
教員不足が深刻化し、3000人以上不足している。
という記事に対しての考えをまとめた記事になります。

不足している教員が
4年前の2065人から3827人
になり4年間で深刻化

その理由について文部科学省は
「第2次ベビーブーム世代を受け入れるために大量採用した教員が一斉に退職期を迎えていること」などを挙げているそうです。

「教員の働き方改革や待遇改善で優秀な人材の獲得に努める」としている
そのことも合わせて考えをまとめました。

それでは参ります。


ベビーブームで大量採用→退職期の現実


第2次ベビーブーム世代の受け入れのために大量に採用された先生たち
その先生たちが一斉に退職する時期に来ているから。
という理由です。

教員不足の原因扱いされてますが
この定年で退職している先生たちが再任用で採用されていなければ
もっと教員不足は深刻なことになっている
ことを
文部科学省は把握していないのか
それとも把握しているけれど言えない(言わない)だけなのか
なんとも言えません。

年度末の教員の人事異動の新聞報道
※やめてほしい・・・という話は別の機会で
新採用より、異動する正規の教員より、再任用の教員の方が多い学校
たくさんあります。

校長教頭としてお世話になった先生方が
みんな再任用で安い給料で働かされている。
ということも多々あります。

確かに定年
ここでリタイヤという先生もいますが、
再任用で教員を続けている先生のお陰で
教員不足がこの程度で済んでいる

と考えることができます。

文部科学省はズレたことを言っていないで
真の原因に目を向けましょう。

教員不足の真の原因とは


多くの教員が教員不足の原因は
・長時間労働
・多忙
・定額働かせ放題な待遇

と思っています。

私もそう思っています。

大量採用→大量退職が原因だとしたらそれに対応できそうなものなのです。
しかし、それをしなかった教育委員会が・・・ではなく
対応しようとしたけれど
上のような原因で人が集まらなかった
というのが
この教員不足の原因だと思います。

そう考えたから文部科学省も
「教員の働き方改革をする」「待遇改善をする」
と言っています。

しかし、その後に
「優秀な人材を確保したい」
と続くところが文部科学省

教員不足を深刻な問題と捉えていないのではないか
と思われてしまうわけです。

優秀な人材も確かに足りてないけれど
普通の人材すら不足しているから教員不足なんです。

優秀な人材は
教員だけでなく他の職業からも引っ張りだこ
どこへ行っても働けるはずなので
待遇や働き方にメリットがある方に流れます。

残業   残業代なし(教職調整額5%定額)、目指せ80時間以下
働き方  多忙・休憩時間取れない・長時間拘束・部活の休日勤務あり
海外比較 教員一人当たりの児童生徒数平均以上、勤務時間トップクラス、授業以外の業務多

それを補って余りある
教員の やりがい !

で勝負になるとまだ思っている時点で
その本気度の低さが見えてしまいます。

もし文部科学省が本気なら・・・

・25人学級
・部活廃止or完全地域移行
・教員数倍増
・教員給与倍増
・給特法廃止、残業代支給

このくらいやってもいいと思いますが

現実は
・25人学級→やっと35人学級の議論
・部活廃止or完全地域移行→次期学習指導要領にも「教育活動の一環」
・教員数倍増→そもそも不足
・教員給与倍増→担任手当を全職員の手当を減らして財源確保し支給
・給特法廃止、残業代支給→2030年度まで1%ずつ上げることで廃止の議論なし

本気を見せて下さい!
お願いします!

まとめ


教員不足の深刻化
ベビーブーム対応で大量採用された先生たちが退職する時期
と文部科学省は言いますが
その大量に退職した先生たちが再任用で教員を続けているおかげで
この程度の教員不足で住んでいるという面があります。

真の原因は
・長時間労働
・多忙
・定額働かせ放題な待遇

文部科学省が本気で考えないで
「教員の働き方改革」「待遇改善」で優秀な人材を集める
なんて言っているうちは
厳しいと思います。

優秀な人材どころか
普通の人材すら集まらないのに何を言っているのだろう・・・
と思われる前に
文部科学省や教育委員会が本気を出してください。
よろしくお願いします。

おまけ

精神的な理由で休職する先生が約7000人
この半分が休職せずに続けられるよう対策を取れれば
教員不足の大半が解消されます。

放ったらかしで増加傾向、過去最高を記録してますけどね。

余談ですね。


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