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さぁ、次のステージへ 畑を始めようか

「特に使う予定もないし、そっちも使ってもらったらいいで」

「いいんですかぁ。ありがとうございます!」
 
家庭菜園用の畑から50メートルほど離れたところに更地がある。目測7✕25メートルほどか。妻の親の土地で、もともとは田んぼで20年ほど何も使用されていないとのこと。

使用する予定がないなら、ぜひ使わせてほしいとお願いし許可をもらった。

フッフッフ。やった。僕には家庭菜園を始めた時から密かに計画があった。この土地を利用して直売所で売る野菜をつくること。ただ、いきなり二カ所の畑を始めるのは困難と思い、今年はこちら側はやめておいた。

やるなら来年の春から、そう決めていた。

土の質はかなりの粘土質。土壌改良が必要なのは明らか。調べると冬から春にかけてが土壌改良にうってつけの時期とのこと。春から植えつけを始めるとしてあと4、5ヶ月ほどある。

今年の4月から始めた家庭菜園、夏野菜はほとんど思ったように育たずに失敗に終わった。その原因の一つに土づくりをきちんとできていなかったことが考えられた。こっちの畑は最初から成功させたいので今のうちにできることをやっておきたい。

さぁ、土壌改良を始めようか、と思ったら石がやたらに落ちている。

そころへんに拳大の石がゴロゴロしている。何で元田んぼに石なんかあるんだ?

そうか、おそらく田んぼをやめたあと盛り土をしたんだろう。これは予想外。まぁ、いい、いいでしょう、拾いましょう。

拾って、拾って、拾って、100個ほど。12月なのに汗がふきだし、暑い、ダウンを脱ぐ。眼鏡が曇る。ひと通り石をとったらいよいよ土壌改良。まずは米ぬかをまいていく。

この米ぬかは近くの精米所で無料でもらえるから有り難い資材。米ぬかは畑の微生物が育つのを期待してまいていく。

次に堆肥。自分が選んだのはバーク堆肥、土をフカフカにし畑に適した土をつくるのに必要。

バーク堆肥40リットルをとりあえず6袋購入。一袋約20キロほどで台車を利用してもかなり重い。これを無理やり軽自動車に積み込み畑に運ぶ。ハァハァ言いながら畑の中に一袋ずつ運ぶ。均等になるようにまいたらあとはひたすら耕す、耕す、耕す。完全に肉体労働。翌日に筋肉痛なのは言うまでもない。

これだけやってもまだ畑の4分1程度。今日は疲れたので、もうおしまい。

土壌測定器購入して苦土石灰を早めに入れておこうか。土壌改良に牛ふんやもみ殻も入れてみようか。試しに緑肥用にライ麦の種まいてみようか。あぁ、やるべきこと、やってみたいことはいくらでも出てくる。

12月かけてぼちぼちやっていこう。まだ冬は始まったばかり。春の種まきを夢見ながら。

なんてね。

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