ベストセラーを取ったKindle本のA+コンテンツ、noteにも置いてみる
Kindle本の商品ページに入れるA+コンテンツ。
これ、作るのが本当に大変なんですよね。
スマホで見やすい図解を作るだけでも手間なのに、
一番むずかしいのは、本の内容を短い言葉で圧縮して、読者に伝わる形にすることです。
今回、私のKindle本
『努力しているのに収入が増えない理由』
では、表紙のデザインとA+コンテンツのデザインを揃えたかったので、表紙をデザインしてくれたあゆさんに、有料でお願いして作っていただきました。
なので、最初にちゃんと書いておきたいのですが、
今回のA+コンテンツは、私がひとりで苦労して作ったものではありません。
もちろん、土台になっているのは本の中身です。
でも、
どこを抜き出すか
どういう順番で見せるか
どんなキャッチで伝えるか
表紙とどう統一感を出すか
そこは、あゆさんの仕事です。
今回、私がやりたかったのは、
本の内容をただ説明することではなく、
表紙を見た人が、そのまま商品ページの中でも同じ世界観に入っていけることでした。
黄色と黒の、少し強めのデザイン。
一瞬で目に入る文字の大きさ。
「何の本なのか」「何がわかるのか」「読むとどう変わるのか」が、スマホでもすぐ伝わること。
そのあたりを、かなり意識して作っていただきました。
実際、この本は発売直後に
ビジネス交渉でベストセラー1位
新着ランキング3冠
という動きがありました。
もちろん、本が動く理由は一つではありません。
タイミングもあるし、Xでの拡散もあるし、応援してくださった方の力も大きいです。
ただ、それでも私は、
このA+コンテンツがかなり効いていたのではないか
と思っています。
商品ページに来た人が、本文を読む前に、
まず視覚で
「この本はこういう本なんだ」
とつかめる。
そこはかなり大きかった気がします。
そして、本を出したあと、あゆさんからこんな話を聞きました。
せっかく作ったA+コンテンツの画像を、Amazonの中だけに置いておくのはもったいない。
たしかに、そうですよね。
A+コンテンツは、Kindleストアの中では、
読者の食指を刺激して、商品ページで「読む」「買う」の背中を押す役割を持っています。
でも、その役割はAmazonの中だけでは終わりません。
A+コンテンツを作るときって、
本の内容を削って、削って、
最後に残す言葉を選びます。
つまり、かなり凝縮された状態になっているんです。
だったら、それを画像のまま眠らせておくのは、たしかにもったいない。
しかも、いまはGoogle検索でも、上のほうにAIによる概要が出てきます。
画像の中の文字そのものは拾われにくくても、
noteやブログで、画像と一緒にテキストとして置いておくと、AI検索側に見つけてもらいやすくなるそうです。
今回、noteにA+コンテンツを出してみようと思ったのは、その提案がきっかけでした。
今回のnote記事自体も、
あゆさんの提案がなければ、たぶん書いていません。
なのでこれは、
「私のA+活用法」というより、
よいデザインを作ってもらい、その使い方まで教えてもらった記録でもあります。
ちなみに、A+コンテンツは5枚入れることができます。
でも、あゆさんから教わったのは、そのうち1枚は比較画像にして、自分の著書を並べるページにするのがよいということでした。
たしかに、それも大事なんですよね。
シリーズ的に見せたり、他の本へ回遊してもらったり、
Amazonの中で次の導線を作る役割があります。
だから、今回実際に作成したA+コンテンツ画像は4枚です。
以下が、その4枚になります。
1枚目 本のコンセプトを一目で伝える画像
まずは、本の入口になる1枚目です。
この本が何を言いたいのかを、最初に大きく見せる役割の画像です。

この1枚目で意識したのは、
「努力しているのに収入が増えない理由」
というタイトルの先にある、本の骨格を見せることでした。
収入は、ただ努力の量だけで決まるわけではない。
市場規模、決定権、希少性という3つの掛け算で決まる。
そのことを、図でパッと見てわかるようにしています。
このへんは、本の中身そのものを要約しているのですが、
どう切り取るか、どう並べるか、どう言い切るかは、やはり一人ではなかなか難しいんですよね。
そこを、あゆさんがかなりわかりやすく整理してくれました。
2枚目 読者の悩みをはっきり言葉にする画像
2枚目は、読者の側が抱えている違和感を見せる画像です。

仕事はちゃんとやっている。
スキルも積み上げている。
AIの浸透で将来も不透明。
それなのに、
「このままでいいのか?」
「自分の能力不足かも…」
と思ってしまう。
この本は、そこから始まっています。
ここも、ただ悩みを並べるのではなく、
どの言葉を前に出すと、いちばん届くか
が大事でした。
商品ページでは、読者は長い文章をじっくり読む前に、まず画像を流し見します。
だからこそ、この2枚目のような
「これは自分の話かもしれない」
と思える画像は、かなり大事なんだと思います。
3枚目 読むと何が得られるのかを伝える画像
3枚目は、読むと何がわかるのか、何が変わるのかを伝える画像です。

本を読むと、
なぜ収入が伸びないのかの理由がわかる
自分のどこが詰まっているのかが見える
今すぐ何を動かせばいいかが決まる
そのうえで、
努力を正しく「接続」すれば、収入の流れは変えられる
というメッセージに着地しています。
この「接続」という言葉は、本全体のかなり大きな軸です。
努力そのものが足りないのではなく、どこにつながっているかが問題かもしれない。
この発想は本文でも大事にしていて、
挿絵には私自身がGeminiで作った「接続」のイラストを使っています。
今回のA+コンテンツでも、その考え方がきちんと通っていたのが、私にはうれしかったところでした。
巻末付録の3STEP実践ワークがきちんと見えるのも、この画像の強いところです。
読みっぱなしではなく、実際に動かすところまである本だと伝わります。
4枚目 目次を見せて、本の中身を具体化する画像
4枚目は目次です。
ここで本の中身を具体的に見せています。

A+コンテンツって、つい「煽る画像」だけで終わりそうになるのですが、
やはり最後は、
この本には何が入っているのか
を見せるのが大事なんですよね。
この本の場合は、
値段は、努力では決まらない
値段はどう決まるのか
AIは単価を圧縮する
AIはあなたの過去を拡張する
気になるものを資産に変える
接続を設計する
接続の見直し
巻末付録 収入の流れを変える3STEP実践ワーク
という流れになっています。
ここまで見せると、読者も安心します。
つまり、勢いだけの本ではなく、ちゃんと構造がある本だと伝わるわけです。
A+コンテンツは、Amazonの商品ページの飾りではない
今回、あらためて思ったのは、
A+コンテンツは、Amazonの商品ページの飾りではない、ということです。
本の価値を、短い距離で伝える営業資料のようなもの。
しかも、一度作ったら終わりではなく、
Amazonの外でも使える。
noteに置けば、
本をまだ知らない人にも届くかもしれない。
検索で見つけてもらえるかもしれない。
GoogleのAI検索の導線にもなりうる。
せっかく、表紙と世界観を揃えて、
言葉を絞って、
一枚一枚作ったものです。
だったら、Kindleストアの中だけで終わらせないほうがいい。
今回それを教えてくれたのも、あゆさんでした。
表紙のデザインをお願いしただけではなく、
A+コンテンツまで揃えて設計してくれて、
さらに、その先の使い方まで渡してくれた。
こういう伴走は、本当にありがたいです。
本を一冊出すのは、書くだけでは終わりません。
どう見せるか。
どう届けるか。
どこに導線を作るか。
その全部がつながって、ようやく動きます。
今回のA+コンテンツは、そのことをかなり実感させてくれました。
なお、拙著
『努力しているのに収入が増えない理由』
はこちらです。
そして、今回のA+コンテンツ活用の発想をくれた
あゆさんのことも、ここにきちんと書いておきたかったのでした。

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