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創作SS:嫌いだけど「ありがとう」

Geminiの創作SS です。

1. 心温まる編:魔法の「あ・り・が・とう」


クラスメイトのハルキは、いつも一言多い。
私が描いた絵を見ては「色が地味」
筆箱を新しくすれば「機能性ゼロ」と
いちいちケチをつけてくる。

私は彼のことが、正直言って大嫌いだった。

卒業式の日。

私は勇気を出して、彼を校舎の裏に呼び出した。
言いたいことを全部言って、すっきりお別れするつもりだった。

「あのさ、ハルキくん。私、あなたのこと……」

言いかけた私の言葉を遮るように
彼は真っ赤な顔で一冊のノートを差し出してきた。
それは、私が図工の授業でボツにして捨てたスケッチの山だった。

「これ……ずっと持ってたの?」

「……お前、すぐ自分のことダメだって言うから。
 でも、俺はこれ、すごくいいと思ってた。
 ……もっと自信持てよって
 言いたかっただけなんだ」

不器用すぎて、全部「嫌味」に
聞こえていただけだったのだ。

彼の耳まで赤い横顔を見ていたら
トゲトゲしていた心がふっと軽くなった。

「……そっか。
 ねえ、嫌いな人に『ありがとう』
 って言うの、変かな?」

「えっ、嫌いなのかよ!」

驚く彼を見て、私は初めて心から笑った。

「今はまだ、ちょっとだけね。
 でも、そのノートのお礼。……ありがとう、ハルキくん」

おしまい😌


2. ゾッとする編:完璧な復讐

私の夫は、いわゆる「モラハラ」の権化だった。
服の畳み方、料理の塩加減、私の交友関係。
すべてを支配し、できない私を「無能だ」と嘲笑う。
私は彼を、心の底から憎んでいた。

ある晩、夫が急に倒れた。
心不全だった。

命に別状はなかったが
彼は後遺症で話すことも
指一本動かすこともできなくなった。

病院のベッドで、ただ目だけを動かす夫。

私は彼の耳元に顔を寄せ、
誰にも聞こえないような優しい声で囁いた。

「ねえ、あなた。私、今とっても幸せなの。
 嫌いな人に『ありがとう』って
 言いたくなるくらいに」

夫の瞳が恐怖で大きく見開かれる。

「あなたがこうなってくれたおかげで
 私はあなたの財産を自由に使えるし
 どこへでも行ける。

 でもね、安心して。
 あなたを死なせたりはしないわ。
 一番安い施設で、誰にも看取られず
 100歳まで生きられるように
 最高の医療を受けさせてあげる」

私は彼の頬を優しく撫でた。

「私を地獄に閉じ込めたお礼よ。
 一生かけて、じっくり受け取ってね」

夫の瞳から一筋の涙がこぼれたが
私はそれを丁寧に拭き取って、冷たく微笑んだ。

おしまい😨


いかがでしたでしょうか。
言葉の裏にある「温度差」を
楽しんでいただけたら幸いです。
※Geminiより


山根あきらさんのお題でした。

最後まで記事を読んで頂き、ありがとうございました🙇‍♂️


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