51歳のおっさん、家で一番優しいのはヒョウモントカゲモドキだった話
51歳にもなると、人生いろいろあります。
仕事では気を遣い、人間関係にも気を遣い、家に帰れば癒しが待っている…
はずでした。
でも現実は違います。
うちには、ちーちゃんというメス猫がいます。
まぁ懐かない。
ほんまに懐かない。
こっちが近づくだけで、
「シャーーー‼️」&「猫パンチ‼️」
です。
いや、何回目やねん。
もう何年も一緒に住んでますけど?
もはや、毎回“初対面”なんよ。

距離感が、訪問販売と住人ぐらいある。
仕事から帰ってきて、
「ちーちゃ〜ん♪」
って優しく声かけた結果、
「シャーー!!」
ですからね。
こっちは癒しを求めてるだけなんです。
なのに、完全に不審者扱い。
猫系YouTubeでよく見る、
「パパおかえり〜♡」
みたいな世界。
あれ、都市伝説なんですかね。
うちでは見たことありません。
しかも、機嫌が悪い日はもっとすごい。
「触るな」「見るな」「近づくな」
の三段活用。
目線だけで怒られる日もあります。
※上の写真《完全に怒ってるよね》
たぶん前世で、猫界に何かしたんやと思う。
一方。
うちにはもう一匹。
ヒョウモントカゲモドキの、レオちゃんがいます。

この子は文句を言いません。
怒りません。
期待もしません。
ただ、静かに居ます。
手の上に乗せると、ちょこん。
そのままフリーズ。
微動だにしない。
最初は心配しました。
「え…生きてる?」
って。
でも違う。
これは、爬虫類界の“悟り”なんです。
猫みたいに感情をぶつけてこない。
でも、静かに寄り添ってくれる。
いや、寄り添ってるのかすら分からん。
でも、なんか癒される。
たぶんレオちゃん、何も考えてない。
でも51歳になると、この“何も求めてこない感じ”が、妙に心地いいんです。
若い頃は違いました。
賑やかな方が楽しかった。
みんなでワイワイ、騒いで、飲みに行って、刺激がある方が良かった。
でも今は違う。
静かな休日。
iPad mini持って、コーヒー飲みながら、ぼーっとする時間。
その横で、シャーシャー怒る猫。
無言で固まるトカゲ
これが、今の幸せ。
人生、ほんま分からん。
昔の自分に言っても、絶対信じへんと思う。
「51歳のお前、トカゲ見ながら癒されてるぞ」
って。
たぶん爆笑される。
でも、最近思うんです。
幸せって、派手じゃなくていい。
旅行じゃなくても、高級料理じゃなくても、特別なイベントじゃなくてもいい。
猫に怒られながら、トカゲを眺めて、コーヒー飲んでる休日。
それだけで、なんか満たされる。
ちなみに、ちーちゃん。
たまーーーーに。
ほんまに、たまーーーーに。
気まぐれで、横に座る日があります。
その瞬間。
51歳のおっさん、めちゃくちゃ嬉しい。
でも嬉しそうにすると、また逃げる。
なんなん。
完全にツンデレ界のラスボス。
でも、そんな日常も悪くない。
最近、そう思えるようになりました。
若い頃は、“特別な幸せ”ばかり探してた。
でも50代になると、“普通の日”が、一番ありがたい。
猫に怒られ、トカゲに癒される。
そんな51歳のおっさんです。
