51歳のおっさん、神社の隣に寺を見つけて混乱する。星田神社と星田寺をひとりぶらり
こんにちは、つかちゃんです。
51歳のおっさん、今週の休日もひとりで寺社巡りです。
平日は仕事でいろいろあります。
人の相談を聞き、予定を調整し、問題が起これば間に入り、気がつけば自分の心のバッテリーが残り3%。
スマホなら、とっくに省電力モードです。
そんなとき、僕が向かうのはショッピングモールでも、にぎやかな繁華街でもありません。
神社です。
今回は大阪府交野市にある「星田神社」(ほしだ)へ行ってきました。





星田という名前を聞くと、
「星をお祀りしている神社なのかな?」
と思いませんか。
僕も最初は、北斗七星とか、流れ星とか、何かロマンチックな神様を想像していました。
ところが、星田神社の本殿にお祀りされているのは、住吉大神です。
底筒男命、中筒男命、表筒男命、そして神功皇后。
この四柱を合わせて、住吉四神、住吉大神と呼びます。
海や航海の安全、交通安全、厄除け、住居守護など、幅広い御神徳があるとされています。
なるほど。
平日にいろいろな荒波にもまれている51歳のおっさんには、まさに必要な神様です。
星田神社の創建年代は、はっきりとは分かっていません。
ただ、現在の住吉大神が祀られるよりも前から、この場所には大きな杉の木があり、饒速日命が「交野大明神」として祀られていたと伝わっています。
饒速日命は、天磐船に乗って空から降り立ったとされる神様です。
星田周辺には、この饒速日命にまつわる伝承が多く残っています。
つまり星田神社は、ただ古いだけではありません。
古代の伝承と、江戸時代以降の住吉信仰が重なった、歴史の層が厚い神社なのです。
境内を歩いていると、静かです。
派手な観光地という感じではありません。
でも、その静けさがいい。
仕事では毎日、電話、相談、報告、確認。
誰かが話し終わる前に、次の用事がやってきます。
ところが神社では、誰も僕に決裁を求めてきません。
「この件、どうしますか?」
とも聞かれません。
ただ風が吹き、木々が揺れています。
しばらく境内を歩き、ふと隣を見ると、お寺がありました。





その名も「星田寺」。
読み方は「しょうでんじ」です。
神社のすぐ隣に寺。
「あれ?ここは神社やったよな?」
51歳のおっさん、少し混乱します。
神様と仏様、こんなに近くて大丈夫なのか。
町内会の境界線のようなものはないのか。
調べてみると、星田寺は、かつて星田神社の神宮寺だったと伝えられています。
神宮寺とは、神社に付属し、仏教の立場から神様をお祀りしたり、祈祷を行ったりしたお寺のことです。
今では神社は神道、お寺は仏教と、別々のものに感じます。
しかし、明治時代より前の日本では、神様と仏様を一緒に信仰する「神仏習合」が広く行われていました。
神社の境内にお寺があったり、お寺の中に神社が祀られたりすることも、昔は珍しくなかったそうです。
ところが、1868年の神仏分離によって、神社とお寺は分けられていきました。
多くの神宮寺がなくなり、仏像や建物が移されました。
だから今、神社とお寺が隣り合っている風景を見ると、少し珍しく感じるのです。
星田神社と星田寺が並んでいる姿は、昔の日本の信仰が残した風景なのかもしれません。
神社で手を合わせ、そのまま隣のお寺でも手を合わせる。
神様か仏様か。
51歳のおっさんには、正直そこまで難しいことは分かりません。
ただ一つ分かるのは、静かな場所で手を合わせると、心の中にたまっていたものが少しずつ抜けていくということです。
今週も仕事では、いろいろありました。
それでも休日にひとりで寺社を巡り、古い歴史に触れると、
「まあ、来週もなんとかなるか」
と思えてきます。
星田神社と星田寺。
神社と寺が隣り合う、不思議でありながら、どこか自然な場所でした。
51歳のおっさんの休日。
特別なことはしていません。
ただ歩いて、手を合わせて、少しだけ心を軽くする。
それで十分なのかもしれません。
参拝のあとは、気になっていたとんかつ店へ
星田神社と星田寺を巡り終えると、ちょうどお昼どき。
帰り道に、前から気になっていたとんかつ専門店へ立ち寄りました。
大阪府枚方市の出屋敷交差点、国道一号線を京都方面にある「とんかつ神楽坂 さくら」へ




注文したのは、三元豚のとんかつ。
まず驚いたのが、釜で出てきた炊きたてのご飯です。ふたを開けると、つやつやで、見るからにおいしそう。
そして主役の三元豚は、とても柔らかく、噛むほどに豚肉のうま味が広がります。
お店おすすめの岩塩で食べてみると、これが大正解。
ソースよりも肉の甘みがよく分かり、思わず「これはうまい」と声が出そうになりました。
神社とお寺で心を整え、最後はとんかつでお腹も満たす。
51歳のおっさんの休日としては、かなり満足度の高いひとりぶらりになりました。
