女王まりかのつれづれぐさ/第七十三回;気体の体積
こんにちは✨😃 まりかです⭐️
前回に引き続き、今回も理科ネタでいきます😆
*前回の記事は最初は有料でしたが、投稿してから1時間で無料になりました😅
未読の方は、こちらからどうぞ🙇♀️
第七十三回;気体の体積
前回、
気体の体積とは『気体が動き回れる範囲』
という話をしました。

それにしても、気体の体積って固体や液体の体積と比べて不可思議です😔
容器を移し変える時、その不可思議さは明確に表れます。
1.5 L のペットボトルいっぱいに入った水を全て、容量5 L の空の電子ポットに移しました。移す前と後で、水の体積はそれぞれ何 Lですか?
容器を移し変えても、水の体積は変わらないに決まってますね。
ですからペットボトルに入っていた時も、電子ポットに移した後も、水の体積は1.5 L です。
何を当たり前の話をしてるの?
そう思った方もいらっしゃるでしょう。
しかし…。
気体だと、話が変わります。
風船に入った0.8 L の空気を全て、容積3.0 L の 真空のガラス容器に入れました。ガラス容器に入った空気は何Lですか?
風船に入ってた空気は0.8 Lで、それを全部ガラス容器に移したんだよね?
ガラス容器に入った空気は0.8 Lなんじゃない?
と思うけど…。
実は答はこんな感じです😆
空気の体積は、
・風船に入ってた時;0.8 L
・ガラス容器に移した後;3.0 L
移し変える前後で、体積が違う?
もちろん、空気が増えたのではありません。
こんなことになったのは、気体の体積が『気体が動き回れる範囲』だからです。
気体は、固体や液体と違って、常に動き回ってます。だから、小さい容器の中でも大きい容器の中でも、容器内全体を自由に動き回るんです。

ですから、大きい容器に入っている気体を、全て小さい容器に移し変えることも可能です。
こんなこと、液体では無理ですね。
でも気体なら可能。気体の動ける範囲が制限され、ぎゅうぎゅう詰め状態で収まります。

液体や気体を、大きな容器から小さな容器に移す
ここからは、実に多くの高校生が苦手にしている問題を紹介します。
図のような特殊な容器があります。コックを閉じて、両側の気体が混合しない状態にして、左側に窒素ガス、右側にメタンガスをそれぞれ入れました。
ガスを入れた後、コックを開けました。コックを開ける前と後の、窒素ガスとメタンガスの体積はそれぞれ何 L か、答えなさい。
*但し、連結部分の容積は無視すること。

『気体の体積=気体分子が動き回れる範囲』という認識があれば、苦労しませんね。
・コックを開く前
窒素;8 L
メタン;2 L
・コックを開いた後
窒素;10 L
メタン;10 L
です。
コックを開く前は、窒素もメタンも左右それぞれの容器内でしか動けなかった。
コックを開いた後は、窒素もメタンも左右の容器を自由に行き来できるようになった。
そういう話です。

窒素の体積とメタンの体積を足したら、容器の容積を超えてしまうというのは、おかしいと感じる方が多いでしょう。
それは普通だと思います。
では、どうして誤解をするのか?
気体の体積は気体分子の個数を表していると、思っているからだろうと思います。
コックを開いても閉じても、気体分子の個数は変わりません。
この問題の場合、気体分子の個数は
窒素 > メタン です。
だから、体積も窒素 > メタン と思ってしまうと推察してますけど…。
思い出してください。
気体の体積は、気体の動ける範囲です。数が多くても少なくても、気体は容器内全体を動き回れます。
だから、複数種類の気体を同じ容器に入れた場合、どの気体も体積は容器の容積と等しくなるんです。
高校生が解かされる問題では、その後で気体どうしが化学反応をしたり、圧力を問われたり、話が発展していきます。
でも、根本にあるのは『気体の体積=気体分子が動き回れる範囲』という点です。これが把握できているか否かは大差です。
裏を返せば、基本が理解できてないのに、式をコネクリ回す話ばっかされるから、何が解らないのかすら把握できない状態に陥ると思うんです😥
=の左側から右側に数字を移動させたら、足し算は引き算になって、掛け算は割り算になる…。
みたいな話なんか二の次なんですよ。まずは、カラクリの説明に尽力して、式はカラクリが解れば納得できる😆
なんて偉そうな発言を、今回の結びにしたいと思います⭐️
最後までお読み頂き、ありがとうございます😆✨
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