女王まりかのつれづれぐさ/第六十八回;再生する為に必要なこと
こんにちはー☀️ まりかさんです😃
ちょいと予定を変更して、今回は前回の続編みたいな内容にします😆
第六十八回;再生する為に必要なこと
前回、自分で首を切って、全身を再生させるウミウシ(コノハミドリガイ)を紹介しました。
前回は再生の説明で、
「腕を再生させる為には、腕の分だけお肉を食べないとね~」
としか書きませんでした。
それ以上のことを書くと、話が混乱するので。
確かに、失った部位を再生させる為には、失った部位と同じだけの量のタンパク質などを得る必要があります。
じゃあ、仮に片腕を失ったとして、片腕と同じ量の肉を食べたら、腕は生えてきますか?
と言ったら、生えませんよね?
何故か?
体を再生させる為には、特定の組織に分化した細胞を、受精卵の時のように、どんな組織にでもなれる状態に戻す必要があります。
なんか、よく解らない話になりそうですが、頑張ってください🙏
ここから話題を変えて、受精卵が子どもになる過程を説明していきます。
まず、受精卵は細胞分裂をしまくって、細胞の数を増やします。
増えた細胞たちは、それぞれ異なる構造や機能を得て、表皮や神経や筋肉など、別々の組織へと分化していきますが…。

これ、不思議だと思いませんか?
筋肉も神経も、元は同じ一つの受精卵から生じたんですよね?
それなのに、どうしてこんなに違うものになったのか?
それには、DNAが関与しています。
DNAは生物の体の設計図で、一部の例外を除いて、全ての細胞に含まれています。
つまり、筋肉の細胞にも神経の細胞にも、全身分の設計図があるんです。
ですけど、特定の組織に分化した細胞は、DNAの一部しか読み取れなくなってます。
筋肉に分化した細胞は、DNAのうち筋肉に関する部分だけ、神経に分化した細胞は、DNAのうち神経に関する部分だけ…と言った具合に。
だから、同じ一つの細胞から生じたのに、全く異なる機能や構造を持つようになるんです。


話は体の再生でしたね。
体を再生させるのが難しい理由の一つは、体を構成する細胞がDNAのうち、特定の部分しか読めなくなっている点です。
筋肉を幾ら増やしても筋肉しか得られず、神経は得られません。
ですから、まずは細胞をDNA全体を読み取れる状態(受精卵と同じ状態)に戻し、それから細胞分裂させて、増やした細胞をまた分化(DNAのうち、特定の部分だけ読み取るように)させるんです。
そうしないと、失った臓器などは復元できませんから。

再生の為に、DNAは分化を解く
私たち人間には、また細胞をDNA全体を読み取れる状態に戻す能力がありません。だから、再生能力がヘボいんです😥
かたや、コノハミドリガイ…。
凄いですね😵
光合成できるから、頭だけになっても栄養を調達できるし、加えて細胞をDNA全体が読み取れる状態に戻せるから、頭だけの状態から体全体を再生できるんだ…😲
でも、実は…。
我々は人工的に、細胞をDNA全体が読み取れる状態に戻す技術の開発に成功してます😆
人工的にDNA全体を読み取れる状態に戻した細胞?
それは、かの有名なiPS細胞です⭐️
iPS細胞って、取り敢えずそういう細胞なんです😅
最後に人類が開発した技術の凄さをお伝えして、今回は締めくくりたいと思います😆
つれづれぐさの他の記事へは、こちらから!
