女王まりかのつれづれぐさ/第百四十五回;四神と色
こんにちは✨ まりかです⭐️
六月三十日の火曜日から、またスーパー戦隊モドキ小説を連載します。
今回はその宣伝を兼ねて、新規連載の戦隊のモチーフである、四神について語って行こうと思います😆
第百四十五回;四神と色
四神とは、中国に伝わる霊獣です。
青龍、朱雀、白虎、玄武ですね。
日本では、高松塚古墳やキトラ古墳の壁画に描かれています。
下図は、文化庁のHPに掲載されていた、キトラ古墳の壁画の再現図です。

出典;https://www.nabunken.go.jp/shijin/about/
高松塚古墳は盗掘に遭い、朱雀の壁画が失われています。
四神は天の四方を守護するとされていて、それぞれ方角や季節を司ります。それらの基礎データを、下の表にまとめました。

【五行】というのは、陰陽道において万物の源と考えられている【木、火、土、金、水】の五つの性質です。曜日や惑星の名前の由来にもなってますね。
五行は方角や季節にも当てはめられていて、四神の守護するものもこれに対応しています。
あんまり難しい話をするのもアレなので、身近に定着した四神の属性について話します。
【青春】という言葉は有名ですけど、どうして青い春なんでしょうね?
と、疑問を抱いた方も少なくないと思いますが、これって上の表を見たら判りませんか? 青龍が春を司るからですよ。
北原白秋という詩人がいましたが、白虎が秋を司るから【白秋】なのかと私は推察してます。
季節だけでなく、方角にも四神はちゃんと根づいてます。
大相撲が好きな方はご存じかと思いますが、土俵の上にある吊り屋根には、四つの房が下がってますね。【青房】【赤房】【白房】【黒房】の四つが。これらは方角に対応していて、青房は東、赤房は南、白房は西、黒房は北に配置してます。

青房って、緑色じゃん😓
これは青信号と同じですね。緑色のものは、よく青と呼ばれます。
ですけど…。
実は青って、赤、黒、白以外の色を指す言葉だったらしいんです。
その証拠とも言えるのが、【アオジ】という鳥。この鳥、黄色じゃないですか?

出典;https://zukan.com/jbirds/internal15185
色を指す日本語の単語って、四神の色(青、赤、白、黒)だけっぽいんです。この四色の特徴は、形容詞になること。【青い】【赤い】【白い】【黒い】とは言いますけど、【緑い】とか【紫い】とは言いませんね。
緑や紫を形容詞に変化させられないのは、これらの単語は本来は色を指す単語ではないからでしょう。これは私の推測です😅
でも、以下は本当です!
緑は植物の芽を指す単語で、紫は植物の名前です。凄く厳密に言うと、緑色や紫色と言われなければ色の名前にはならないのです。水色や桃色も、水や桃だけでは色を示す訳ではないのと同じですね。

花は白ですが、根から紫色の染料が抽出されます。
出典;https://www.hanasanpo.org/
ですけど厄介な色があります。
黄です。
黄色は他の単語が色にあてがわれたのではなく、黄は色を指す単語だったようです。語源は【木】とか【金】とか諸説ありますが、【黄】は色の意味しか持たないみたいです。
【黄色い】という形容詞も定着してますしね。日本語の【黄】は基本色に準ずる色なんだろうと、調べていて思いました。
先に述べた陰陽道の五行には、季節や方角だけでなく、色も該当してます。うち四つには四神の色に対応してます。復習も兼ねて、確認しましょう。

この表を見ると、四神の色(青、赤、白、黒)に加えて黄が、日本語における基本五色と呼んで良さそうですね。
【赤、青、黄、黒、白】のスーパー戦隊は、意外にも三つだけです。
・鳥人戦隊ジェットマン
・忍者戦隊カクレンジャー
・百獣戦隊ガオレンジャー
*爆竜戦隊アバレンジャーは、アバレキラーを五人目の戦士と位置付けたら【赤・青・黄・黒・白】のスーパー戦隊と言えます。ですから、五行の色の戦隊は四つという解釈も、アリだと思います。
それより~。
黄色と土だけ霊獣が該当しないって、ちょっと嫌…。
と思ったからかどうか知りませんが、黄色と土には【麒麟】が当てはめることがあります。
大相撲では、吊り屋根の房(青房、赤房、白房、黒房)に加えて、土俵が黄で五行を満たすと考えてるみたいです。
今回ご紹介した内容は、来週の火曜日からの新連載にも生かされてます。
ご興味のある方は、是非とも宜しくお願いします😆
結局、宣伝かい😓
*参考文献
・創作のための呪術用語辞典
[玄光社]
・よくわかる世界の幻獣・ドラゴン大辞典
[廣済堂]
・日本国語大辞典 10巻
[小学館]
記事の作成に当たり、以下のサイトを参照しました。
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