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がんばらなくてもいい

私のこと

私は、借金地獄で、金目のものを没収され、毎日取り立ての電話がスマホにも会社にもかかってきて、体調不良なのか職場が合っていなかったのか仕事にも行けられなくなり、給料も減り、家賃も払えなくなって強制退去を命じられ、うつ病もアルコール依存症もひどくなり、生きることが本当に辛くなって自殺未遂をし、精神病棟へ入院し、自己破産をして生活保護受給になり、国が定める必要最低限の生活を営んでいます。
詳しくはこちらで書いているのでご覧ください。

そんな私ですが、いまは訪問看護を利用しながら治療を続け、未だ無職ですが生活保護のおかげでなんとか生活をする事ができています。

本当に、苦しい毎日でした。
せっかく購入した車も、ローンが払えないことを理由に返却を迫られ、返却しても残った金額は支払わなければならず、どうすればいいのか途方に暮れていましたし、仕事に行けられなくなったために給料も減り、家賃さえも払えなくなり、生きるために食費も確保しなければならないのに食べることもできず、電気ガス水道代も払えなくなって、ライフラインの確保さえできなくなったこともあります。電気や水道は少し猶予がありましたがガスはすぐに止められるので、調理もできない、風呂にも入れないと、不便な生活でした。家賃も遅れて払う月が続いたため、管理会社の⚪︎⚪︎建託から直接人がやってきて、期限内にいくら払え、払えなければ出て行けと脅され、ビクビクしていたものです。結局強制退去となり、裁判を起こすと言われ、絶望を通り越したなんとも言えない感情になったものです。
死んだ方がマシ、死んだ方が楽だ、と思い、自殺を図りましたが生きながらえてしまい、相変わらず苦しい毎日から逃げる事ができませんでした。

そんな私が、いまこうして普通の生活ができているのは、生活保護のおかげと、訪問看護のおかげです。
未だに無職ですが、治療を優先するようにと生活保護担当の方もおっしゃってくれますし、いろいろアドバイスをくれた福祉課の職員の方々も気にかけてくれていますし、いろんな人の支えがあっていまがあるのだと思います。

振り返ってみて

いま振り替えって思うのですが、何かに追われるように働き、自分を見失っていたのではないかな、と思います。
もちろん、仕事も楽しかったし、今後も続けていきたいと思っていました。ですが、何かが違った、合わなかったから身体が限界を迎えて、体調を壊してサインを送ってくれたんだと思いますし、何より心休まる時間がなかったのだと感じています。
だから、自分はひとりだと感じるようになり、どん底絶望を感じていたからこそ何も見えなくなり、どんどん塞ぎ込んでいく。そうして成れの果ては精神病棟への入院です。さすがに隔離病棟には入らずに済みましたが、入院しなければならないほど心身ともにボロボロだったのだと思います。

いま、ある程度自由な時間を持つ事ができるようになって、毎日見たいテレビを見たり、本を読んだり、映画を見たり、久しぶりにオーディオ機器を使って音楽を聴いていると、なんでこんな時間を忘れていたのだろうと思います。
もっと、こんな時間があってもよかった。
どん底に落ちていた時は何にも考える事ができなくて、とにかく「なんとかしなきゃ」ともがく日々でした。もがいたところで何にもなりはしませんし、どう頑張っても状況が覆すことはありませんでしたが、それでも自分の時間は持つ事ができたのではないかと思うのです。
ご飯を食べる時間ぐらいはじっくりご飯と向き合う事ができたはずですし、お風呂に入っている時間だって何もかも忘れてお湯に浸かって疲れを癒すこともできたはずです。
当時は何にも考える事ができないほど追い詰められていたし、日々どうすればいいのか解決しないことを悩み続けて睡眠さえままならないそんな毎日だったので、そんなことに意識を向けることなんてできませんでしたけれど、たった一杯のお茶を飲む時間ぐらいは、ほっとする事ができたかもしれません。

がんばらないということ

入院して、いろんな人に会うなかで、よく言われたのが「頑張りすぎていた」という言葉でした。
自覚はありませんでしたが、他人から言われるということはもしかするとそうだったのかもしれません。
頑張りすぎていた。その言葉を聞いて、少し肩の力が抜けました。そうか、頑張りすぎていたんだな、と。
入院中は何もする事がありませんでした。時々作業療法(OT)があり、軽作業をする時間はありましたが、それ以外は何もする事がなかった。外出する事が禁止されていたため、病棟から出る事ができず、入浴の時間、OTの時間、食事の時間以外はベッド上で過ごしたり、椅子と机が並べられた広いデイルームで他の患者さんと会話したり簡単なテーブルゲームをしたりするくらいでした。
何もやる事がない、というのは正直戸惑います。いままで何かしら動いていたのですから。日中は朝から夕方まで会社に拘束されていましたし、夜は軽く家事をこなし、気がつけば寝る時間だった毎日だったので、朝から就寝までほとんどやる事がないというのは最初はちょっとしたストレスでした。

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