あなたが笑顔にしたいのは、どんな人ですか? ハッピーライティングマラソン#26
私が笑顔にしたい人・・
「自分の声に自信が持てなくて、自分の声が好きになれなくて、困った顔や悲しい顔をしている人」
私は元々歌が専門で、司会やアナウンスの仕事をしていたこともあり、それを生かして、歌や話し方、そのどちらにも通じる発声法について、オンラインレッスンをベースにお教えしている。
私のところを訪ねてくる人は、歌の場合も話し方の場合も、自分の声に自信がないとか自分の声が好きじゃないという人が多い。
この仕事を始めた時、世の中に自分の声に悩みを抱える人がこんなにたくさんいるなんて、本当に驚いた。
私は、歌や話し方のボイストレーニングって、自分の声が好きとか嫌いとかではなく、ただ「歌いたい」とか、「話し方や発声を習いたい」と思っている人が習いに来るのかなと思っていたけれど、実はそうではなかった。実際は、自分の声や話し方に、自信がないとかコンプレックスや悩みがあるなど、マイナスの評価をしているところがスタート地点となっていて、それを改善したい、あるいはそんな私でも歌ってみたいといった人が多い。というかほとんどがそうだ。
そういう人にたくさん出会って気がついた。私は自分の声にも話し方にもコンプレックスを感じたことがない。好きか嫌いかを考えたこともない。多分それは、私がごく普通に、自分の声を好きだからなのかもしれない。
そんな私は生徒さんたちの悩みに寄り添えないのではないか、こんな私が皆さんにお教えできることはないのではないか、そう思って、歌や発声クラスの生徒さんの受け入れをストップしたこともあった。
でも、最近また生徒さんを受け入れ始めたら、レッスンが結構楽しくなってきた。皆さんの悩みは悩みとして聞くけれど、あまり深入りしすぎず、とりあえず声を出してみてもらっている。私が自分の声を鍛錬してきたやり方を、私なりに、皆さんと楽しんでレッスンできるようにやさしくアレンジして、体操から始め、呼吸、声、と意識を向けて整えていく。楽しく読めるスクリプトを読んでみたり、短いフレーズを歌ってみる。
皆さん、慣れない声のレッスンは照れもあり、うまくできなかったり、戸惑いもありながらだと思うけれど、結構楽しそうだったりする。そしてやるうちにポンッ!と声が出たりする。「人によく聞き返される」「声が小さくレストランなどで店員さんに気づかれない」などと言っていた人が、知らない間に結構大きな声を出していたりする。
「あれ?今、結構しっかりした声、出てません?」と言うと、恥ずかしそうに頷いて「わぁ~!」とか「いや~!」「えぇ~!」なんて驚いている。
その瞬間がとても好き。
みなさんが自分の声に出会った時の驚いた顔。
恥ずかしそうだけど、うれしそうな顔。
もっと見たいと思う。
自分の声の悪口ばかり言わないで、自分の声をいとおしく思ってほしい。
"誰かみたいな" 素敵な声 になりたいとばかり言わないで、世界にひとつしかない、自分の声を大切にしてほしい。
やっぱり、これからも私は、こういうことを伝えていきたいと思う。
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お読みくださり、ありがとうございました🙏✨
