面接授業のすゝめ
今年の4月、放送大学に入学しました。
ということで私は大学生なのですが、あまり実感はありません。放送大学は通信制で、普段は家で授業を視聴しているからです。
では、キャンパスに行く機会はまったくないのかというと、そうでもありません。
それが「面接授業」です。
放送大学では、基本的には放送授業といって、テレビ・ラジオ・インターネットで授業を受けます。ですが、希望すれば面接授業も科目登録することができます。(希望者が定員を超えると抽選になります)
ちなみに、面接授業の単位は卒業までに20単位必要ですが、受講が難しい人のためにオンライン授業も用意されています。
コミュニケーションが苦手な私は、最初は全部オンライン授業で切り抜けようかとも思いました。
でも、せっかくの機会だし、興味のある授業があれば受けてみようと思って、勇気を出して4科目に申請を出しました。
そのうち1科目は抽選に外れてしまいましたが、3科目は受講できることになり、無事に申請が通りました。
さて、私は初めての大学生活なので、面接授業も勝手がわからずドキドキでした。
あまり需要はないかもしれませんが、普段あまり人と関わる機会がなく、コミュニケーション能力も低めな私が、面接授業の受け方と感想をここに残してみようと思います。興味のある方は、よければ参考にしてみてください。
先に書いておきますが、こんな私でも面接授業は楽しかったです!
まず、面接授業に限らず、大学生になるにあたって「???」だった言葉があります。
それは「シラバス」です。学校案内にあまりにも当たり前に出てくる言葉ですが、私には初めて聞く言葉でした。
検索すると、こんな説明が出てきました。
「シラバス(Syllabus)とは、大学などの授業における詳細な授業計画書(案内図)のことです。」
ほほぉ……よくわからん。
まあ、言葉の意味を深く考えなくても大丈夫です。
でも、シラバス自体はとても大切なので、しっかり読みましょう。
シラバスに書かれている主な内容は、たとえばこんなものです。
・授業の目標・概要
その授業で何を学び、どんなゴールを目指すのか
・各回の授業計画
第1回から第8回まで(放送大学の場合)、どのようなテーマを扱うのか
・成績の評価方法
単位をもらうための基準(テスト100%なのか、レポート重視なのか、など)
・教科書・参考書
授業で使う本や、事前に読んでおくべき資料
・予習・復習の指示
授業外で何をどのくらい勉強する必要があるのか
読んでもあまり頭に入らない私は、とりあえず次の点を中心に見ながら、受講したい科目を決めていきました。
・事前に専門的な知識がなくても大丈夫か
(「初学の方を対象に」「専門知識は不要」「気軽な気持ちで」などと書いてある)
・ディスカッション中心の授業ではないか
(「グループワーク中心」「個人で進めることも可」などと書いてある)
・興味のある内容か
(これが一番大事)
そして、受講したい科目が決まったら、申請期間中に申し込みをします。
一学期は2月中旬頃から2月末まで、二学期は8月中旬頃から8月末までが申請期間です。
その後、半月後くらいに結果の連絡が来るので、当選した場合は授業料を支払います。
また、後日空席のある科目が発表され、希望すれば先着順で申し込むこともできます。
さて、当然ながら面接授業の本番はここからです。
ドキドキ。
大学に行って、先生や他の学生さんと顔を合わせて授業を受ける。
いったい何を準備して行けばいいのか……。
そこで、先ほどは読んでもいまいち理解できなかった(私だけかもしれませんが……)シラバスをもう一度見ましょう。
今度は、自分が受講する科目だけを見ればいいので、だいぶ楽です。
特に、持ち物と教科書。これはしっかり確認した方がいいです。
色鉛筆が必要だったり、絵の具が必要だったり、ハサミと糸が必要だったり、科目によって持ち物はさまざまです。
また、教科書も「当日プリントを配ります」というものもあれば、「参考書を購入して持参してください」というものもあります。
逆に言えば、シラバスの通りにすれば大丈夫です。
大学側からは、授業当日まで特に連絡は来ません。
シラバスがすべてなのです。(もちろん、日程変更などがあれば連絡があります)
日程も確認した。持ち物もそろえた。教科書もOK。
でも、私にはまだわからないことがありました。
それは、「当日、どこに行けばいいんだ?」ということです。
シラバスには集合場所が書いていないのです。
あ、ちなみにですが、放送大学に入学する際には所属する学習センターを登録します。
でも、面接授業は登録していない学習センターでも受講できます。
なので、登録外の学習センターで申し込みをしたい場合は、その学習センターがどこにあるのか事前に確認しておくと安心です。
……話を戻します。
結論から言うと、教室がわからないまま講義が行われる学習センターに行って大丈夫です。
当日、学習センターの入り口に、その日に開催される授業と教室が掲示してあります。
これは、通学制の大学と同じですよね?
そして、各センター内には丁寧な道案内があると思いますので、その点も安心してください。
教室に入ったら、前の黒板やスクリーンに案内が書いてあることがあります。
(「前から詰めて座ってください」など)
何も書いていなければ、自由に座って大丈夫です。
時間の目安ですが、授業開始の10分前に教室に入れれば十分だと思います。
あまり早く着いても、学習センター自体がまだ開いていない場合があります。
ただし、学習センターのお手洗いが混雑していることもあるので、その点は少し気をつけた方がいいかもしれません。
さて、ここまで長くなりましたが、いよいよ授業です!
私は1学期に3つの面接授業を受けましたが、どの授業でも隣の方と意見交換する時間がありました。
これは私にとっては少し苦手なコミュニケーションの時間だったのですが……そこはさすが放送大学といいますか、皆さんとても穏やかで、私がモゴモゴしていても優しくフォローしてくださったり、にこやかに接してくださる方ばかりで、とても気持ちが楽になりました。
また、学生の皆さんは基本的に一人で過ごされています。
もちろん、お友達と受講されていたり、その場で仲良くなって一緒に過ごしている方もいらっしゃいますが、お昼の時間など、一人でいても気まずい雰囲気はありません。
なので、もし人との関わりが苦手で受講を躊躇している場合は、ひとつの講座だけでもいいので、受けてみてほしいなと思います。
あまり参考にはならなかったかもしれませんが、この話が誰かの面接授業を受講するきっかけになったら嬉しいです。
通信制の大学でも、ちゃんと「大学に来たなぁ」と思える時間があるのだと知れたのも嬉しかったです。
ー雑感ー
気付けば随分と長文になってしまった!
授業自体も面白くて、面接授業、本当に勉強になりました。
脳に刺激が入った感じがします。2学期も参加したい!
