昼食でストレス
お昼ご飯におうどん屋さんへ行ってきました。
12時を過ぎてしまうと店外で長蛇の列になるので、早めに行きました。
6月といえば梅雨の時期、だけど、ずっと真夏の暑さ35度超えで店外待ちは、熱中症の危険があります。
会社を出て、お店の駐車場に着くとほぼ満杯でしたが、注文待ちで並んでいる人はいませんでした。「すぐ店内に入れてよかった」と思ったのもつかの間、あとから人が押し寄せてくるではないですか。
なかば焦りながら、なにを注文しようかとメニューを探そうにもすでにときは遅し。
すぐにでも注文を告げなければいけないところまで来てしまっています。
「どうしよ、どうしよ」目の前には昨夜テレビで流れていたCMの製品が2つだけしかない。それくらい後ろに並んでいるお客さんたちの圧がつよい。
ゆっくり考える暇もないので、豚と牛をひとつずつ注文しようとしたら、ただ「大根おろしのやつ2つ」が口から出てしまった。一息ついて考えると、2つは2つでも、豚のやつ2つではありません。豚のやつ1つ、牛のやつ1つの2つです。後ろのお客さんの圧に抗いながら、「す、すみません、豚の2つじゃなく、豚と牛の1つずつです。。。」
目の前の作業をしながら注文を受ける店員さんもやっとこちらを向いてくれました。「あ、はい、はい」厨房に向かって「牛1つ〜〜〜」。
それからレジ前までの2メートル。ならんでいるお惣菜、といっても全部ころもがついてうす茶色の揚げ物ばかり、じっと、よく、見比べないとなんの天ぷらなのか見当もつきません。名札になまえと値段がありますが、天ぷら色で、うしろに迫ってくるお客さんの圧のために、なにが書いてあるかもよくわからずに「かしわ(?)」を取り、先に進みます。
天ぷらの「かしわ」って、なんだろう?と思いを巡らせていたところに、レジの店員さんから「?*+$%&!"$~|\:}{<」となんども口から発せられますが、
なにを言おうとしているのか、まったくわかりません。
思わず「なに言ってるのかわかりません」と告げると、それでもモゴモゴするだけ。まだ、わかりません。
やっと、「おうどん2つですね」とレジの金額が表示されているディスプレイを指差してくれました。
すでにお店の席は90%埋まってます。ここで「どこに座ろうか」などと考えている余裕もうしろのお客さんの圧が許しません。圧に押された先は、壁際のカウンター席でした。一息つく暇もなく七味やお水を取りに右往左往。
やっとこさ席に着いて眺めた眼の前のものは、昨夜のCMのものとは、別ものでした。CMはそのようにつくられているので本物とは違うのは仕方ありませんが、昨夜目にしたときには、とってもおいしそうで、ひさしぶりにそのお店で食べようかと思わされたようです。
実際、実物は、いつものとなんら変わりはありません。ちがうのはいつもの肉うどんに豚には揚げナスと大根おろし、牛には揚げナスがない代わりに豚の大根おろしが2倍となっているだけでした。しかも大根おろしも豚もこの真夏の暑さが影響しているのか、水分も蒸発しているようです。持ち前の美味しい出汁つゆも今日はなんだかいつもの数十倍もの濃さを感じました。
とても「おいしい」とは言えないところが、残念でした。しかもおうどんなのに1千円近いことにも驚きを隠せません。昨今どこかの政治家たちがなにをトチ狂い物価だけあげることに励むおかげで90%以上のひとは手持ちのお金が増えていません。このおうどんも物価上昇の影響をまともにくらっているのでしょう。お米の値段も昨年同時期にくらべ2倍、小麦はその前から為替の影響で高騰しているため商品の価格に転嫁されるのは当然かもしれませんが、食べなければ死んでしまうことも考えてほしいと、切に願います。
新農林相のひとは、スピード感をもって安いお米を安く払い下げてくれましたが、一体どれだけのひとが手にすることができたのでしょうか?6月1日から数日は、どこかのお店に数十分間置いて並ばされていただけではないでしょうか?その次の展開には、失速感しかありません。
6月はじめにお店に置いた企業も、「次」がありません。単にわたしどもは消費者のみなさまを思い企業努力をしました、というCMのような効果だけをもとめたに過ぎなかったのかもしれません。
外食でゆっくり味わってささやかな幸せ感を求めてはいけなかったのでしょうか。うしろからの圧もお店の圧も「おいしさ」さえ感じることができないストレスを感じてしまったお昼ご飯でした。
こういうストレスを感じてしまうお金の使い道は、絶対に止めたほうがいいですね。どこかの会長さんは年間数十億円いただいているそうですし、自分たちの思惑をねじ込むために政治家に献金するひとたちもいるそうですし、政治家で居続けるための票を確保するために行動する人たちもいるようですが、生活必需品は国策で価格を上げないコントロールをしていただけることを願うばかりです。
