民主主義の課題
王政あるある、課税して貴族と対立しがち。
王を止める手段はなく、ボロボロになるまで突き進む。毛沢東もそういう意味では王であるが、権力が集中しすぎると碌なことにならないのは歴史が証明している。
では民主主義はどうなのか。今現在先進国では課税はするな、財政出動はしろがよく見られる主張である。もちろん緊縮財政はできない。これは政治家が無能なのではなく、むしろ政治家として勝つためには合理的なことである。
結局、構造として積極財政が好まれるし、課税されたら怒る(これは当然)。緊縮財政なんて言ったらよっぽどイケメンもしくは美女の人気タレントくらいしか選挙に通らないだろう。
民主主義の特徴
民主主義の特徴は無関心層にある。国民は誰もが政治に関心を持って深く考えれば考えるほど良いと思うが、実際のところ無関心層は政治に熱狂的な人や関心がある人と同数、または多い。民主主義は一人一票である。どんな人間でもだ。全く働かないニートも、バリバリ働くバリキャリウーマンもイーロンマスクも一人一票である。もし、現代にナイチンゲールが生きていたら私の一票を託したいくらいだ。
一人一票である民主主義はどうなるか、アメリカがわかりやすいがトランプはMAGAには好かれているが左側の人達にはビックリするぐらい嫌われている。しかし、世界でも最高の権力者の地位にドナルド・トランプは座っている。
それは左派がどうとかいうよりも、無関心層の存在が大きいのだ。トランプは3分の2(大雑把に左派と無関心合わせて)に嫌われてもMAGAが喜ぶことを徹底的に実行すれば最強の権力者になれることを証明した。
もし強制的に国民の100%が投票しないと死刑になるとして、ドナルド・トランプ大統領が誕生したと思うだろうか?おそらくそれはないだろう。
今の民主主義国家は尖れば尖るほど勢いがつきやすい。国全体としてではなく、自分の支持層に向けてパフォーマンスをすれば良いのだから。民主主義が崩壊することは考えずらいが、ある意味では崩壊しているのかもしれない。
投票に行くインセンティブが必要
投票に行けと言われてもそんなに暇じゃねぇよ!と言われがちである。私もこの意見に賛成であり、家族サービスをしたり、子供の世話をするお母さんや仕事はしなきゃダメだし老後のために資金が必要だからというのは真っ当な意見であり、政治に関心を持てないもっと言えば政治に関わることが難しすぎるのである。
よっぽど政治が好きか、創価学会的な政治的野心がある組織か、暇な金持ち、陰謀論大好きマンぐらいしか参加できないだろう。
投票に行ってもらうにはそれなりにインセンティブが必要である。それはなんでも良いと思う。例えば投票率が高い地方自治体には地方交付金を増やすとかやり方は無限にあるし、インターネット選挙やもっと手軽な場所で投票できるだけでも全然違う。
ただ最大の問題は今の政治家にはそんなことされたら自分が困るから現状維持が合理的な点であるのが最も悩ましい問題だろう。
とにかく国が安定して尖りすぎないようにするには無関心層が必要ということだ。
