#137 「中華そばとライス」【バクチ打ちの朝食】
朝食は「朝、人を良くする」と書く。
塩分は大切だ。親の仇のように、減塩減塩、と騒がれる昨今だが、塩がないと人間は死ぬ。
食事は人を良くする事だ。美味しいと感じるもの、それは体に必要なもので、食事の最中は自分の体と会話するような気持ちにもなる。
鍼を打ってからの出勤だ。顔にも打ってあるので固形物を咀嚼するのはしんどいタイミングで、麺を選びたい。昨日はうどんだったな、と思い食べる場所を探す。

夏バテに最適な見た目をしている。必要なミネラルはすべて入っているように感じるインターフェースだ。
もちろんスープからいただく。こってりと頼んだが、それほどではない。体が求めるもの味がする。塩、塩分、ミネラル、そういった生命維持に必要な海の中から、エネルギーとなる糖質である麺を手繰り寄せ、思いっきりすすって吸収する。これは生きるために必要なものだと体は、素直に反応する。吸収速度を変えるためのエネルギー源は別の器に用意して万全だ。
海のようなしょっぱさが、どんどん強くなって感じる頃、体に塩分が間に合ったんだと感じられる。これまで失ったものを十分に補填して、また私は次の行動に移せる。ここに命の全てがある。すこしタンパク質が少ないくらいで、他の食事で補いたい。
朝食は「朝、人を良くする」と書く。
良薬は口に苦しだが、体に必要なものがすべて詰まって美味しいものがある。食事から健康になるのだ。
