あつあつラーメンが嬉しい、食いしんぼう旅
プチ旅行に行ってきた。「雪遊びがしたい」という娘たちのリクエストを受け、滋賀県長浜市へ。
とても素敵な旅館に泊まらせていただいた。江戸時代に栄えた油屋さんの蔵を改装した建物は趣があって、娘たちも大興奮。

グランスノー奥伊吹(旧・奥伊吹スキー場)での雪遊びも存分に堪能した。よかったよかった。
ということで、この旅の総括。
親がゆっくり美味しいものに舌鼓を打てるようになった。
これに尽きる。奥伊吹の雪景色とか、風情ある蔵のしつらえも、もちろん素晴らしかった。でも、食いしん坊の私にはこれ。
旅館での夕食には、近江牛のすき焼きを出していただいた。甘めの味つけが、冷えた体にしみ入るようだった。
お肉大好き女子である娘たちは「ひゃっほー!」と言いながら、お肉も、野菜も、平らげていく。
その横で私と夫は、のんびり近江牛を味わった。甘みのある脂がのった、柔らかなお肉がもう、美味しくて美味しくて。幸せな時間だった。
久しぶりに夫に瓶ビールを注いだ。夫はお酌されるのが嫌いなので、1杯だけ。「なんか、妻っぽくなーい?」と私が言うと、彼は苦笑していた。
こんな時間を楽しめるようになったのだ。
以前は、外出や旅行のとき、どこかで食事をとるとなると、あれやこれや大変だった。
ベビーフードを持って出かけなければならなかった頃はもちろん、娘たちが自分で食べてくれるようになってからも、私が目を離すとこぼす、服を汚す、で大変。ときにはふたりが喧嘩することも。
そんな状況だったから、私は食べた気がしないことが多かった。あと、わちゃわちゃのあいだにひっくり返してしまいそうで、温かい麺類は注文できなかった。
それが、近江牛のすき焼きをしっぽり最後まで楽しむ余裕ができるなんて、最高である。娘たちの成長に拍手。
帰路、サービスエリアで遅い昼食をとった。私が注文したのは、ラーメンである。ラーメンに疎い私は、九州の長浜ラーメンと勘違いしてしまっていた。
でも、とても美味しかったし、あつあつをゆっくり味わいながら食べ終えられた。また拍手。
「落ち着いてご飯がいただけるようになったねぇ」と私が言うと、娘たちは「今度パフェ食べに行こう!」とはしゃいでいた。どこでそういう知識を仕入れるのだろう。
そうやねぇ、と言いながら、ほくほく喜ぶ私。近江牛もいいし、ラーメンもいい。次はパフェね! 食いしん坊の楽しみが広がりを見せた旅だった。
